独立リーグ・ルートインBCリーグ、栃木の村田修一内野手(37)が三塁守備復帰戦を4安打で飾った。1日の本拠・小山市での武蔵戦に
「4番・三塁」で出場。2号2ラン含む4打数4安打2打点4得点で10―6の勝利に大きく貢献した。
「今日は久しぶりに守備に就くことができました。守備はそんなに難しい打球もこなかったが、難なくこなせたし、打撃も打てていたので良かったです」
村田は下半身のコンディション不良などがあり、1カ月以上DHでの出場が続いていた。久しぶりの守備がリズムを生んだのか、初回2死一塁で
1点差に迫る中越え2ラン。3回1死で左越え二塁打で出塁し、続く八木の2ランをお膳立て。5回も左前打を放ち、再び八木の3ランを呼び込んだ。
7回は先頭で中堅右への二塁打を放ち、後続の適時打で貴重な追加点となるホームイン。全4打席で安打で出塁し、全て生還を果たした。
「積極的に打ちにいこうと打席に入っていた。コンディションもだいぶよく、いつもの流れで野球ができていたんじゃないか」と振り返った。
また村田の安打に続き2本塁打した5番の元ソフトバンク・八木健史捕手は「今日は村田さんからいただいたバットを振りました。重たいものなので、
指2本分くらい短く握りました」と先輩からのサポートに感謝した。
「村田の状態面に関しては全く心配していません。メリハリつけて休むところは休むとやっている。今日は守備も打撃も結果を出し、
選手の手本になってくれている」と辻武史監督。ベテランのハッスルプレーに頼もしそうにうなずいていた。
スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/06/02/kiji/20180602s00001173184000c.html