尾野 真千子(おの まちこ、1981年〈昭和56年〉11月4日[1] - )は、日本の女優。
奈良県吉野郡西吉野村(現・五條市)出身[2]。身長161cm[1]。TOM company所属[1]。
1981年11月4日、4人姉妹の末っ子として生まれる[3]。姉3人の名前から1文字ずつ取って「真千子」と命名される[4]。
1996年春、14歳の時に地元中学校で靴箱の掃除をしている姿が映画監督河P直美の目にとまり[5]、1997年の映画『萌の朱雀』で主演デビュー[6]。
2000年、奈良県立御所高等学校(現・奈良県立青翔高等学校)を卒業後に上京し[7]、女優活動を本格的に始める。
2007年、地元・奈良県で撮影された主演映画『殯の森』で10年ぶりに河瀬直美監督とタッグを組み、第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを獲得する[6]。
2009年、ヒロインを演じた広島発地域ドラマ『火の魚』(NHK広島)が、イタリア賞(最優秀賞)や文化庁芸術祭大賞をはじめ国内外で高く評価される[7]。本作において第36回放送文化基金賞演技賞、東京ドラマアウォード2010助演女優賞を受賞。
2010年、奈良県五條市名誉市民の第1号受章者に選ばれる[8]。
2011年、平成23年度下半期のNHK連続テレビ小説『カーネーション』(NHK大阪)のヒロインにオーディションを経て起用され[3]、コシノ三姉妹の母でファッションデザイナー・小篠綾子をモデルとする主人公・小原糸子を演じる。それまで多かった陰のある役柄とは一線を画すバイタリティあふれる演技が多くの支持を集め[9][10]、東京ドラマアウォード2012主演女優賞など数々の個人賞を受賞、認知度を高める[11]。本作は朝ドラ初のギャラクシー賞大賞(2011年度テレビ部門)に輝くなど「朝ドラ史上最高傑作」の呼び声も高く[12]、名実共に自身の代表作となる。
2013年、『最高の離婚』(フジテレビ)にて大雑把でずぼらな性格の妻を自然かつ痛快に演じ[13]、大竹しのぶに続き2人目となる2度目の放送文化基金賞演技賞を受賞[14]。「どんな役を演じても『はまり役』と思わせる、その人物造形の巧みさに大きな才能が感じられる。」と本作に止まらず幅広い演技力が高く評価される[13]。
2014年4月クールの『極悪がんぼ』で、フジテレビ系月9ドラマに初主演[15]。
2015年7月、芸能事務所LDHの専務取締役(当時)を務める男性と結婚したが[16]、多忙な中での生活観、価値観の違いから2017年9月に離婚した[17]。
2017年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で、一人の女性の19歳、27歳、51歳の3世代を演じ分け、第30回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞[18]、第41回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
2018年、初の写真集『つきのひかり あいのきざし』(撮影:川島小鳥)が刊行された[19]。合わせて同名の写真展が開催され、地元の奈良県をはじめ全国各所を巡回した。
2019年、自身の出身地である奈良県五條市観光PRポスターのモデルを務める。
奈良県吉野郡西吉野村(現・五條市)出身[2]。身長161cm[1]。TOM company所属[1]。
1981年11月4日、4人姉妹の末っ子として生まれる[3]。姉3人の名前から1文字ずつ取って「真千子」と命名される[4]。
1996年春、14歳の時に地元中学校で靴箱の掃除をしている姿が映画監督河P直美の目にとまり[5]、1997年の映画『萌の朱雀』で主演デビュー[6]。
2000年、奈良県立御所高等学校(現・奈良県立青翔高等学校)を卒業後に上京し[7]、女優活動を本格的に始める。
2007年、地元・奈良県で撮影された主演映画『殯の森』で10年ぶりに河瀬直美監督とタッグを組み、第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを獲得する[6]。
2009年、ヒロインを演じた広島発地域ドラマ『火の魚』(NHK広島)が、イタリア賞(最優秀賞)や文化庁芸術祭大賞をはじめ国内外で高く評価される[7]。本作において第36回放送文化基金賞演技賞、東京ドラマアウォード2010助演女優賞を受賞。
2010年、奈良県五條市名誉市民の第1号受章者に選ばれる[8]。
2011年、平成23年度下半期のNHK連続テレビ小説『カーネーション』(NHK大阪)のヒロインにオーディションを経て起用され[3]、コシノ三姉妹の母でファッションデザイナー・小篠綾子をモデルとする主人公・小原糸子を演じる。それまで多かった陰のある役柄とは一線を画すバイタリティあふれる演技が多くの支持を集め[9][10]、東京ドラマアウォード2012主演女優賞など数々の個人賞を受賞、認知度を高める[11]。本作は朝ドラ初のギャラクシー賞大賞(2011年度テレビ部門)に輝くなど「朝ドラ史上最高傑作」の呼び声も高く[12]、名実共に自身の代表作となる。
2013年、『最高の離婚』(フジテレビ)にて大雑把でずぼらな性格の妻を自然かつ痛快に演じ[13]、大竹しのぶに続き2人目となる2度目の放送文化基金賞演技賞を受賞[14]。「どんな役を演じても『はまり役』と思わせる、その人物造形の巧みさに大きな才能が感じられる。」と本作に止まらず幅広い演技力が高く評価される[13]。
2014年4月クールの『極悪がんぼ』で、フジテレビ系月9ドラマに初主演[15]。
2015年7月、芸能事務所LDHの専務取締役(当時)を務める男性と結婚したが[16]、多忙な中での生活観、価値観の違いから2017年9月に離婚した[17]。
2017年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で、一人の女性の19歳、27歳、51歳の3世代を演じ分け、第30回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞[18]、第41回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
2018年、初の写真集『つきのひかり あいのきざし』(撮影:川島小鳥)が刊行された[19]。合わせて同名の写真展が開催され、地元の奈良県をはじめ全国各所を巡回した。
2019年、自身の出身地である奈良県五條市観光PRポスターのモデルを務める。