米空軍、F-35A戦闘機に外部燃料タンクを装備へ
https://militarnyi.com/en/news/u-s-air-force-to-equip-f-35a-jets-with-external-fuel-tanks/ 米空軍は、2026年度予算の一部として、F-35A戦闘機用の外部燃料タンクの開発と統合に資金を提供する予定である 。
予算文書によれば、戦闘機の戦闘半径を大幅に拡大することを目的とした外部燃料タンクの作業を含む、ブロック4バージョンの航空機のアップグレードに4億3180万ドルが割り当てられた。
F-35に外部燃料タンクを追加するというアイデアは2010年代初頭に遡る。それ以来、さまざまな設計が検討されたが、その中には容量を増やして亜音速飛行用にしたものと、容積を減らして超音速ミッション用にしたものの2つの提案があった。
このコンセプトは、フランスのダッソー・ミラージュ2000やラファール戦闘機の外部タンク構成を反映したもので、速度プロファイルに基づいてタンクを区別している。
2018年の研究で提案されたタンク容量は1,816リットルで、F-16で使用されている1,400リットルのタンクよりも大きい。F-35Aの現在の戦闘半径は約1,093kmである。
Militarnyiは以前、アメリカがF-35の調達計画を縮小したと報じた。2026年、空軍は24機のF-35Aを受領する見込みだが、これは当初予定されていた48機から削減される。
海軍と海兵隊も同様の削減が計画されており、海軍は17機から12機へ、海兵隊は13機から11機へと削減される。