ろんぐらいだーすをイメージしていたので、タレントとしてはコレジャない感。でも、ロードバイク普及に活躍されているかと思うと、応援したくなるなぁ。
また
えい出版「通勤・通学 スポーツ自転車の本(エイムック516)2002年6月初版発行」の中で小池一介氏がチャリンコの語源について
『蔑称といえば、日本でよく使われている「ちゃりんこ」という語も、もとの意味は「かっぱらい」とか「盗む」という意味で、
'70年代にオートバイで免停になったワル達が、「かっぱらった自転車で来る」ことを「ちゃりんこして来た」と言ったことが始まりだ。
このような汚い名称で自転車が呼ばれていることは日本の恥だ。』
と述べておられるそうです。
また同じく東京書籍「華麗なる双輪主義(スタイルのある自転車生活)」においても
『最近の日本では「チャリンコ」という単語をよく聞くがあれは絶対に止めて欲しい。
私は明確に覚えているのだが、1970年代までこの語には「かっぱらい」とか「盗む」の意味しかなかった。
(当時の辞書やちばてつや氏の漫画にもこの語は「盗み」の意味でしか出てこない)
オートバイで免許停止になった者が、路上の自転車を盗んでオートバイの集会に駆けつけるのを、「チャリンコしてきた」と言ったのがすべてのはじまりである。
このような、自転車に対する最大級の「侮蔑」と「見下し」の表現である言葉を自転車愛好家たるものは決して許してはならない。』
と書いておられます。
自転車をチャリンコと呼ぶ彼ら(ワル)にとって、それはオートバイの代用品であり、とっとと卒業したいガキの乗り物であり・・・・
そしてチャリンコ(チャリ)とは自転車を小馬鹿にした言葉以外の何物でもありませんでした。
それは自転車を舐めた、見下した、自転車への愛情とは対極の表現だったのです。
当時、サイクルスポーツ誌の定期購読を始めたばかりの私にとって、チャリンコという言葉を耳にする度に、酷く悲しい思いをしたものでした。
時代は流れ、今ではだれもが普通に自転車の事をチャリンコと呼ぶようになりました。
真面目な女子中学生も、小学生も。
前述のサイトでも、“自転車をチャリと呼んでなぜ悪い”という論争があったと記されています。
今では自転車を愛するサイクリスト当人がチャリンコ(チャリダー)という言葉を使う、そんな時代になってしまったのですね。
言葉は時代と共に変わるものです。それは分かっているつもりです。
しかし私は、未だにチャリンコという言葉に激しい嫌悪感を抱いてしまいます。
そして私と同様の想いを持つ自転車愛好家は、決して少なくありません。
チャリンコという呼称に嫌悪感を持ってる人って、もしかしてジジイ層ばかりじゃね?そもそも、チャリン娘のターゲット層外だと思うし、あっそう、だから何?と言う感じ。嫌悪という表現で言葉狩りする老害と同じ匂いがするわ。
自転車愛好家の方々には敬意を表してるけどさ。