2017/5/18 16:49
全国銀行協会の小山田隆会長(三菱東京UFJ銀行頭取)は18日の定例記者会見で、同協会が3月に申し合わせたカードローン審査の厳格化について、
業務運営の見直し状況を把握するために会員行に対してアンケートを実施していることを明かした。
5月末に集計し、結果を踏まえて会員行に必要な追加策の検討を促す。審査の厳格化について、
貸金業者にかかっている収入の3分の1までしか貸せないという「総量規制」を意識しつつも、
「顧客ごとの返済能力などを踏まえて慎重に判断していく必要がある。各行の自律的な取り組みを喚起する」と述べた。
一律に収入の3分の1が上限にはならないとの見方を示した。
業界の収益環境について、2018年3月期も「マイナス金利で預貸ビジネスは厳しい状況が続く」と述べた。
低金利で貸し出しは個人・法人ともに拡大基調にあるが、「利ざや縮小による資金収益の減少を補いきれない」と指摘した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL18HUC_Y7A510C1000000/
全国銀行協会の小山田隆会長(三菱東京UFJ銀行頭取)は18日の定例記者会見で、同協会が3月に申し合わせたカードローン審査の厳格化について、
業務運営の見直し状況を把握するために会員行に対してアンケートを実施していることを明かした。
5月末に集計し、結果を踏まえて会員行に必要な追加策の検討を促す。審査の厳格化について、
貸金業者にかかっている収入の3分の1までしか貸せないという「総量規制」を意識しつつも、
「顧客ごとの返済能力などを踏まえて慎重に判断していく必要がある。各行の自律的な取り組みを喚起する」と述べた。
一律に収入の3分の1が上限にはならないとの見方を示した。
業界の収益環境について、2018年3月期も「マイナス金利で預貸ビジネスは厳しい状況が続く」と述べた。
低金利で貸し出しは個人・法人ともに拡大基調にあるが、「利ざや縮小による資金収益の減少を補いきれない」と指摘した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL18HUC_Y7A510C1000000/