パナソニックの津賀一宏社長は3日、米テスラと共同運営しているネバダ州の車載電池工場「ギガファクトリー」について「当初計画した通りにはいっていないのは事実だ」と述べた。千葉市内で開いている家電・IT(情報技術)見本市「シーテック」で記者団に語った。
同工場は今年1月に稼働し、6月に電気自動車(EV)「モデル3」向けに出荷を開始。津賀社長は本格稼働が遅れている理由を「テスラは車本体の製造、我々は電池の製造と、共に新しい大きいチャレンジをしている」と語った。
ただ、津賀社長は「致命的な問題があって何かがスタックをしているとかではなく、少し遅れている」とも指摘。「テスラとの関係は良好だ。一緒に課題解決をはかれば(生産ラインが)もうすぐ立ち上がっていく」と強調した。
一方、トヨタ自動車とマツダ、デンソーが設立したEVの新会社を巡っては「トヨタもマツダもEV以外に強みがある。EVでどのような変化を起こすのかは彼ら自身が考えているところだろう」と言及。「我々は(電池の)技術を開発して、彼らが考えるEVにいかに貢献するかだ」と述べた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21837470T01C17A0000000/
同工場は今年1月に稼働し、6月に電気自動車(EV)「モデル3」向けに出荷を開始。津賀社長は本格稼働が遅れている理由を「テスラは車本体の製造、我々は電池の製造と、共に新しい大きいチャレンジをしている」と語った。
ただ、津賀社長は「致命的な問題があって何かがスタックをしているとかではなく、少し遅れている」とも指摘。「テスラとの関係は良好だ。一緒に課題解決をはかれば(生産ラインが)もうすぐ立ち上がっていく」と強調した。
一方、トヨタ自動車とマツダ、デンソーが設立したEVの新会社を巡っては「トヨタもマツダもEV以外に強みがある。EVでどのような変化を起こすのかは彼ら自身が考えているところだろう」と言及。「我々は(電池の)技術を開発して、彼らが考えるEVにいかに貢献するかだ」と述べた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21837470T01C17A0000000/