富士フイルムは、国内外で好調なセールスを続けるインスタントフィルム「チェキ」のラインアップを強化する。
2017年10月25日に発表したのが、スマホ連携の小型プリンター「スマホdeチェキ」の新製品「instax SHARE SP-3」。2017年春に発売したスクエア(正方形)タイプのチェキフィルムへのプリントに対応したのが特徴。SNSとの連携機能を強化し、インスタグラムやGoogleフォトで公開した写真を手軽にプリントできるようにした。スマホで撮影した自慢の写真を常に部屋に飾って楽しめる魅力を訴求し、若年層を中心に売り込む。
予想実売価格は2万4000円前後。発売は11月17日の予定。色はホワイトとブラックの2色を用意する。
新たにスクエアフォーマットに対応、SNSの写真をスマホからプリント
SP-3は、専用アプリを導入したスマホとWi-Fiで接続することで、スマホ内やSNSの写真をワイヤレスでプリントできる。2016年7月に発売した「instax SHARE SP-2」と基本的な機能は同等で、フィルムが1:1のスクエアタイプとなるのが違い。同じフィルムを利用する「instax SQUARE SQ10」(2017年5月発売)とは異なり、単体での撮影機能は持たない。
今回の改良のポイントが、プリントできるSNSの種類を増やしたこと。従来から対応するFacebookやInstagramに加え、新たにGoogleフォトやFlickr、Dropboxに対応した。ハッシュタグでの画像検索も可能。
データを転送してからプリントされるまでの時間は約13秒。外観は、直線と平面を組み合わせた都会的なイメージに仕上げ、プリンター本体も「インスタ映え」するようにした。バッテリーは充電式のリチウムイオン充電池で、microUSB経由で充電できる。
組み写真で飾る楽しさを訴求
富士フイルムの調査によると、スマホやSNSの普及を受けて、撮影ショット数はフィルムカメラ時代の20倍にまで急速に増えているという。さらに、撮影した写真の楽しみ方も変化していると分析する。フィルム時代は「撮影した写真は思い出として自分や家族だけで楽しむ」というクローズな活用法だったが、スマホ&SNS時代になって「コミュニケーションや自己表現の手段として幅広い人に見せる」という具合に変化している。
これを受け、富士フイルムはSP-3でプリントできるチェキフィルムの正方形を生かし、さまざまなスタイルでアレンジできる楽しさを訴求する。プリントしたチェキを単純に1枚ずつ飾るのではなく、9枚など複数の写真を使って組み写真を構成し、1つの作品として飾りましょう、という提案だ。逆に、プリント用のアプリでは、9枚の写真を組み合わせて1枚の写真にするテンプレートを用意する。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/102500340/
2017年10月25日に発表したのが、スマホ連携の小型プリンター「スマホdeチェキ」の新製品「instax SHARE SP-3」。2017年春に発売したスクエア(正方形)タイプのチェキフィルムへのプリントに対応したのが特徴。SNSとの連携機能を強化し、インスタグラムやGoogleフォトで公開した写真を手軽にプリントできるようにした。スマホで撮影した自慢の写真を常に部屋に飾って楽しめる魅力を訴求し、若年層を中心に売り込む。
予想実売価格は2万4000円前後。発売は11月17日の予定。色はホワイトとブラックの2色を用意する。
新たにスクエアフォーマットに対応、SNSの写真をスマホからプリント
SP-3は、専用アプリを導入したスマホとWi-Fiで接続することで、スマホ内やSNSの写真をワイヤレスでプリントできる。2016年7月に発売した「instax SHARE SP-2」と基本的な機能は同等で、フィルムが1:1のスクエアタイプとなるのが違い。同じフィルムを利用する「instax SQUARE SQ10」(2017年5月発売)とは異なり、単体での撮影機能は持たない。
今回の改良のポイントが、プリントできるSNSの種類を増やしたこと。従来から対応するFacebookやInstagramに加え、新たにGoogleフォトやFlickr、Dropboxに対応した。ハッシュタグでの画像検索も可能。
データを転送してからプリントされるまでの時間は約13秒。外観は、直線と平面を組み合わせた都会的なイメージに仕上げ、プリンター本体も「インスタ映え」するようにした。バッテリーは充電式のリチウムイオン充電池で、microUSB経由で充電できる。
組み写真で飾る楽しさを訴求
富士フイルムの調査によると、スマホやSNSの普及を受けて、撮影ショット数はフィルムカメラ時代の20倍にまで急速に増えているという。さらに、撮影した写真の楽しみ方も変化していると分析する。フィルム時代は「撮影した写真は思い出として自分や家族だけで楽しむ」というクローズな活用法だったが、スマホ&SNS時代になって「コミュニケーションや自己表現の手段として幅広い人に見せる」という具合に変化している。
これを受け、富士フイルムはSP-3でプリントできるチェキフィルムの正方形を生かし、さまざまなスタイルでアレンジできる楽しさを訴求する。プリントしたチェキを単純に1枚ずつ飾るのではなく、9枚など複数の写真を使って組み写真を構成し、1つの作品として飾りましょう、という提案だ。逆に、プリント用のアプリでは、9枚の写真を組み合わせて1枚の写真にするテンプレートを用意する。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/102500340/