麻生太郎財務相は4日午前、東京証券取引所で開かれた大発会で、今年スタートした積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)について「良質な金融商品やサービスの提供、わかりやすい説明といった顧客本位の制度の確立とあわせ、国民の安定的な資産形成を支援したい」と述べた。
2018年以降の取り組みとして、コーポレートガバナンス・コードを形式的なものにとどめず実質的なものにするための制度作り、金融とIT(情報技術)の融合であるフィンテックなどの環境変化に対応するための高速取引などのシステムや制度作りを挙げ、「日本の金融、経済の発展につなげていきたい」と話した。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL04H6I_U8A100C1000000/