高島屋の木本茂社長がフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、スマートフォンを利用したオンライン決済の拡大計画を明らかにした。9月以降、全店舗のレジをQRコード(二次元バーコード)対応型機械に更新する。オンライン決済を好む訪日中国人客の利便性向上や国内顧客の若返りも狙う。
同社は中国で普及している決済サービス「アリペイ」などを「業界でもいち早く、2016年2月に導入したことが訪日客の口コミにつながった」(木本社長)とみる。
ただ、売り場によってはQRコード未対応のレジも多い。その場合、客のスマホに表示されたQRコードを店員がタブレット端末で読み取り、対応型レジへ移動して処理するため、精算に時間がかかっている。
そこで約8億円を投じ、全レジをQRコード対応型に順次更新。店員が持ち歩く小型端末も導入して「顧客と店員の両方に便利な態勢を整える」(木本社長)。
また、NTTドコモが今月開始した決済サービス「d払い」も導入。d払いはドコモのポイントサービスと連携しているため、高島屋の顧客でなかった若い世代を呼び込む手段として活用したい考えだ。
2018.4.17 06:00
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180417/bsd1804170500002-n1.htm
同社は中国で普及している決済サービス「アリペイ」などを「業界でもいち早く、2016年2月に導入したことが訪日客の口コミにつながった」(木本社長)とみる。
ただ、売り場によってはQRコード未対応のレジも多い。その場合、客のスマホに表示されたQRコードを店員がタブレット端末で読み取り、対応型レジへ移動して処理するため、精算に時間がかかっている。
そこで約8億円を投じ、全レジをQRコード対応型に順次更新。店員が持ち歩く小型端末も導入して「顧客と店員の両方に便利な態勢を整える」(木本社長)。
また、NTTドコモが今月開始した決済サービス「d払い」も導入。d払いはドコモのポイントサービスと連携しているため、高島屋の顧客でなかった若い世代を呼び込む手段として活用したい考えだ。
2018.4.17 06:00
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180417/bsd1804170500002-n1.htm