ールドカードの多くは空港ラウンジが無料で使えるサービスを付帯しているが、基本的に対象となるのは国内主要空港のみ。カードによっては韓国の仁川国際空港、ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジも使えるが、海外ではほぼ利用できない。
現在、クレジットカードの特典で海外空港のラウンジを利用するには、大きく分けて3つの方法がある。1つは「プライオリティ・パス」が発行できるカードを持つこと、2つめは「ラウンジ・キー」のサービスを付帯したカードを持つこと、そして3つめは「ダイナースクラブカード」を持つこと。それぞれのサービスについて解説する。
プライオリティ・パス
プライオリティ・パスは世界最大のネットワークを持つ空港ラウンジサービスで、会員証と当日の航空券を提示することで、1,200カ所以上のラウンジが利用可能。通常、何度でも無料でラウンジが使えるプレステージ会員は年会費399米ドルだが、一部のクレジットカードはこれに相当するサービスを会員特典として付帯している。
そのなかでも高い人気を持つのが「楽天プレミアムカード」。年会費は1万800円で、プレステージ会員相当のプライオリティ・パスを無料発行できる。発行は本会員のみ可能で、家族会員は不可。同伴者がラウンジを利用する場合は、都度3,240円が必要となる。なお、プライオリティ・パスは「楽天プレミアムカード」の入会後に、別途専用カードの申し込みが必要で、専用カードの有効期限は2年間。その後は再発行が必要となるが、手数料などは不要だ。
さらに、国内28空港および前述の韓国・ハワイの両空港では、「楽天プレミアムカード」と当日の航空券を提示することでラウンジが利用可能。このほかにも成田・羽田・関西・中部の各空港と自宅間の手荷物宅配が年2回まで無料(トラベルコース選択の場合)になる特典なども利用できる。
ラウンジ・キー
ラウンジ・キーは世界で1,000カ所以上の空港ラウンジが利用できるサービス。プライオリティ・パスはクレジットカードとは別に専用カードが必要(一部クレジットカードはアプリのデジタル会員証にも対応)なのに対して、ラウンジ・キーはクレジットカード自体が会員証になることが特徴だ。
現在、ラウンジ・キーを利用できるクレジットカードは数えるほどしかないが、そのなかでもコスパに優れているのが「ミライノ カード Travelers Gold」。年会費は1万800円で、年6回まで無料でラウンジを利用できる。7回目以降および同伴者は1回につき27米ドル。家族カードも同様の条件で利用でき、年会費無料で3枚まで発行可能となっている。
また、「ミライノ カード Travelers Gold」自体のサービスとして、国内26空港ではカードと当日の航空券を提示することでラウンジが利用可能。このほかにも、海外でのショッピング利用はポイント還元率が1.2%(国内は0.6%)になることや、旅行傷害保険が家族にも適用されることなど、旅に強いサービスを備えている。
ダイナースクラブカード
「ダイナースクラブカード」は独自の空港ラウンジサービスを提供。申し込みの手続きは不要で、回数制限もなく、カードと当日の航空券を提示するだけで、国内28空港を含む世界800カ所以上の空港ラウンジが利用できる。なお、同伴者は有料で、料金は空港により異なる。
「ダイナースクラブカード」には様々な種類があるが、スタンダードなものは年会費2万3,760円。家族カードは年会費5,400円で、条件を満たす一親等内であれば何枚でも発行可。空港ラウンジも本会員と同様の条件で利用できる。
ほかにも最高1億円を補償する旅行傷害保険や、成田・羽田・関西・中部の各空港で海外からの帰国時に手荷物1個を無料で配送してくれるサービスなども付帯。ハイステータスなことで知られるダイナースクラブならではの優待や限定イベントも豊富に用意されている。
以上、海外空港ラウンジを利用する3つの方法を紹介したが、大きな空港は施設内に複数のラウンジがあり、保有するカードによって利用できるラウンジは異なる。単純に利用できるラウンジ数で比較するのではなく、自分が利用する可能性のある空港で使えるかどうか、年に何回利用するのか、何人で利用するのか、再発行の手間なども含めて比較したほうがいい。
https://news.mynavi.jp/article/osusumecredit-79/
現在、クレジットカードの特典で海外空港のラウンジを利用するには、大きく分けて3つの方法がある。1つは「プライオリティ・パス」が発行できるカードを持つこと、2つめは「ラウンジ・キー」のサービスを付帯したカードを持つこと、そして3つめは「ダイナースクラブカード」を持つこと。それぞれのサービスについて解説する。
プライオリティ・パス
プライオリティ・パスは世界最大のネットワークを持つ空港ラウンジサービスで、会員証と当日の航空券を提示することで、1,200カ所以上のラウンジが利用可能。通常、何度でも無料でラウンジが使えるプレステージ会員は年会費399米ドルだが、一部のクレジットカードはこれに相当するサービスを会員特典として付帯している。
そのなかでも高い人気を持つのが「楽天プレミアムカード」。年会費は1万800円で、プレステージ会員相当のプライオリティ・パスを無料発行できる。発行は本会員のみ可能で、家族会員は不可。同伴者がラウンジを利用する場合は、都度3,240円が必要となる。なお、プライオリティ・パスは「楽天プレミアムカード」の入会後に、別途専用カードの申し込みが必要で、専用カードの有効期限は2年間。その後は再発行が必要となるが、手数料などは不要だ。
さらに、国内28空港および前述の韓国・ハワイの両空港では、「楽天プレミアムカード」と当日の航空券を提示することでラウンジが利用可能。このほかにも成田・羽田・関西・中部の各空港と自宅間の手荷物宅配が年2回まで無料(トラベルコース選択の場合)になる特典なども利用できる。
ラウンジ・キー
ラウンジ・キーは世界で1,000カ所以上の空港ラウンジが利用できるサービス。プライオリティ・パスはクレジットカードとは別に専用カードが必要(一部クレジットカードはアプリのデジタル会員証にも対応)なのに対して、ラウンジ・キーはクレジットカード自体が会員証になることが特徴だ。
現在、ラウンジ・キーを利用できるクレジットカードは数えるほどしかないが、そのなかでもコスパに優れているのが「ミライノ カード Travelers Gold」。年会費は1万800円で、年6回まで無料でラウンジを利用できる。7回目以降および同伴者は1回につき27米ドル。家族カードも同様の条件で利用でき、年会費無料で3枚まで発行可能となっている。
また、「ミライノ カード Travelers Gold」自体のサービスとして、国内26空港ではカードと当日の航空券を提示することでラウンジが利用可能。このほかにも、海外でのショッピング利用はポイント還元率が1.2%(国内は0.6%)になることや、旅行傷害保険が家族にも適用されることなど、旅に強いサービスを備えている。
ダイナースクラブカード
「ダイナースクラブカード」は独自の空港ラウンジサービスを提供。申し込みの手続きは不要で、回数制限もなく、カードと当日の航空券を提示するだけで、国内28空港を含む世界800カ所以上の空港ラウンジが利用できる。なお、同伴者は有料で、料金は空港により異なる。
「ダイナースクラブカード」には様々な種類があるが、スタンダードなものは年会費2万3,760円。家族カードは年会費5,400円で、条件を満たす一親等内であれば何枚でも発行可。空港ラウンジも本会員と同様の条件で利用できる。
ほかにも最高1億円を補償する旅行傷害保険や、成田・羽田・関西・中部の各空港で海外からの帰国時に手荷物1個を無料で配送してくれるサービスなども付帯。ハイステータスなことで知られるダイナースクラブならではの優待や限定イベントも豊富に用意されている。
以上、海外空港ラウンジを利用する3つの方法を紹介したが、大きな空港は施設内に複数のラウンジがあり、保有するカードによって利用できるラウンジは異なる。単純に利用できるラウンジ数で比較するのではなく、自分が利用する可能性のある空港で使えるかどうか、年に何回利用するのか、何人で利用するのか、再発行の手間なども含めて比較したほうがいい。
https://news.mynavi.jp/article/osusumecredit-79/