三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、クレジットカードや電子マネー、仮想通貨などをスマートフォンでひとまとめに決済できるサービスを2019年度にも始める。現金を使わずに決済をする「キャッシュレス」で、日本は海外に比べて出遅れが指摘されている。銀行口座を持つ大手銀の本格参入で、キャッシュレス普及の加速が見込まれる。
「デジタルウォレット(電子財布)」と呼ばれるスマホのアプリを通じ、様々な決済に対応できるようにする。預金口座の残高から代金を引き落とすデビットカードや、独自に開発している仮想通貨「MUFGコイン」も加える。
利用者は、カードや電子マネーなどの情報をスマホに登録し、場面や店舗に応じて、決済手段を使い分けることができる。バーコードに似た「QRコード」を読み取ったり、スマホをかざしたりするだけで決済する。
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2018年06月26日 06時00分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20180625-OYT1T50144.html