米Microsoftは2月24日(中央ヨーロッパ時間)、現実世界に3Dオブジェクトを重ねて表示できるヘッドマウントディスプレイ(HMD)の新モデル「HoloLens 2」を発表した。価格は3500ドル(日本円で約38万8000円)から。2019年中に日本を含む10カ国で発売する。
2015年1月に発表した「HoloLens」の後継モデル。ディスプレイシステムを一新し、オブジェクトを表示できる視野角が前モデルに比べて約2倍に拡大。ピクセル密度は「1視野あたり47ピクセル」(同社)とし、細かい文字も見やすくなったという。
指の動きまで認識できるハンドトラッキング機能を搭載。より直感的なジェスチャー操作に対応する。発表会では複数の指で空間に配置したピアノを演奏するデモを行った。視線を検知するアイトラッキングセンサーも内蔵。生体認証機能「Windows Hello」経由の虹彩認証でWindowsにログインできる。
本体には軽量なカーボンファイバー(炭素繊維)素材を採用。背面のダイヤルを回してフィッティングする仕組みなどによって、「ほぼ全ての人が快適に装着できるように設計した」(同社)という。メガネを着けたままでも装着でき、前方のグラス部分はフリップアップできる。USB Type-Cを採用するなど、インタフェースも一新した。
Azure上でグラフィックの描画処理を行うストリーミング機能「Remote Rendering」や、企業向けにHoloLens 2をカスタマイズできる「HoloLensカスタマイズプログラム」など、業務用途を強く意識したモデルになっている。
以下ソース
2019年02月25日 03時30分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/25/news049.html
2015年1月に発表した「HoloLens」の後継モデル。ディスプレイシステムを一新し、オブジェクトを表示できる視野角が前モデルに比べて約2倍に拡大。ピクセル密度は「1視野あたり47ピクセル」(同社)とし、細かい文字も見やすくなったという。
指の動きまで認識できるハンドトラッキング機能を搭載。より直感的なジェスチャー操作に対応する。発表会では複数の指で空間に配置したピアノを演奏するデモを行った。視線を検知するアイトラッキングセンサーも内蔵。生体認証機能「Windows Hello」経由の虹彩認証でWindowsにログインできる。
本体には軽量なカーボンファイバー(炭素繊維)素材を採用。背面のダイヤルを回してフィッティングする仕組みなどによって、「ほぼ全ての人が快適に装着できるように設計した」(同社)という。メガネを着けたままでも装着でき、前方のグラス部分はフリップアップできる。USB Type-Cを採用するなど、インタフェースも一新した。
Azure上でグラフィックの描画処理を行うストリーミング機能「Remote Rendering」や、企業向けにHoloLens 2をカスタマイズできる「HoloLensカスタマイズプログラム」など、業務用途を強く意識したモデルになっている。
以下ソース
2019年02月25日 03時30分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1902/25/news049.html