ユナイテッド・テクノロジーズと経営統合に向けて協議している米防衛大手レイセオン=ロイター
【ニューヨーク=中山修志】米航空・機械大手のユナイテッド・テクノロジーズ(UT)と米防衛大手レイセオンは9日、2020年に合併すると発表した。合併会社の年間売上高は約730億ドル(約7兆8000億円)、時価総額は1000億ドルを超える見通し。航空宇宙・防衛産業で米ボーイングに次ぐ第2位の企業が発足する。
両社は10日に記者会見を開く。UTは20年前半にエレベーター事業の「オーチス」と空調設備の「キヤリア」の分社化を予定しており、航空宇宙事業に特化する本体とレイセオンが合併する。
UTの株主が新会社の株式の57%、レイセオンの株主が43%を取得する。15人の取締役のうちUTが8人、レイセオンが7人を指名し、UTのグレッグ・ヘイズ最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOに就く。
UTは主に商用機向けの航空機システムや通信機器を生産しており、2018年12月期の売上高は665億ドル。レイセオンは軍用機やミサイルを米政府向けに開発・生産し、18年12月期の売上高は270億ドルだった。
2019/6/9 22:15 (2019/6/10 11:01更新)
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45882350Z00C19A6000000/