マルチポストになるが貼る
検察官の定年延長問題の要点は広まったようなので、簡潔に書いておく
・2012年衆院選で二大政党制が崩壊して以降、衆院選は小選挙区主体の為、政権交代の可能性が絶望的となった
・政権交代の可能性がほぼなくなり、自民党と公明党による連立政権が半永久的な存在となった
・故に与党政治家や政権幹部に取り入れば、不正等によって私腹を肥やす事が容易となった
・検察には特捜部があり、政界のドン、現職の大臣、場合によっては総理大臣さえ捜査の対象となり、起訴もする
・検事総長が誰になるのか、政治介入し、政権の意向で決まるようになれば、政権幹部らが捜査対象から外される
・その一方で、政権にとって邪魔な存在を、検察を動かす事で潰す事も出来るようになる
・こうした事が可能になれば、政権幹部が悪さをしても逮捕されない、途上国型の腐敗国家に転落する
黒川氏の問題については、この記事でほぼ説明しつくされている
野党の追及よりずっと厳しい大阪地検の女性特捜部長は何者か
2018年4月3日 11時0分 NEWSポストセブン
https://news.livedoor.com/article/detail/14524489/ >安倍政権は内閣人事局の人事権を盾に検察人事に介入した。
>「法務・検察首脳部は2016年7月の人事でエースの林真琴・前刑事局長を事務次官に就任させる人事案を
>官邸に上げた。ところが、官邸は人事案を突き返し、同期の黒川弘務・官房長を次官に据えた。
>黒川氏は政界捜査の際には情報を逐一官邸にあげることで官邸の覚えがめでたく、
>甘利明・経済再生相の斡旋利得事件の際に特捜部が甘利事務所への家宅捜索さえ行なわずに
>不起訴処分にしたのも、そのパイプで政治的取引があったからだと見られています」(伊藤氏)
>その後も、法務・検察首脳部は昨年7月、同12月に林氏を次官にする人事案を上げたが、
>官邸は拒否して黒川次官を留任させ、ついに林氏は次官になれないまま名古屋高検検事長に異動した。
官邸が黒川氏を検事総長にしようと執念を燃やすのは、これまでの行いへの報奨人事であると同時に
安倍政権が終わった後に、黒川氏が目を光らせる事で、安倍政権時代に不正を働いた人達を逮捕させない為だと言われてます ny