ソフトバンクグループ(SBG)が11日発表した2020年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が前年同期比12%増の1兆2557億円となり、四半期として過去最高になった。日本企業で四半期として過去最大規模だった20年1〜3月期の最終赤字1兆4381億円から黒字転換した。コロナショック後の株式相場の復調傾向や投資先の資産売却を映した。
午後4時30分から20年4〜6月期連結決算の記者会見をオンライン形式で開いた。約4兆5000億円とする投資先の資産売却計画の進捗や、投資先の英半導体設計大手アームの再編を巡る米半導体大手エヌビディアとの交渉の行方にも焦点が集まる。「攻めの投資」の再始動への姿勢も含め、孫正義会長兼社長がどのように説明するのかが注目される。
日経電子版では孫社長らの発言をタイムラインで発信する。
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【16時47分】「株主価値が増加、これが成績だ」
孫社長は20年4〜6月期の好業績について「スプリントとTモバイルが今年4月に合併した。これに伴う一時的な利益がある。本質的にはアリババの株が上がれば上がるほど嬉しいが、会計上は一時的なデリバティブ損失が計上される」などと説明。そのうえで「本当に大切なのは株主価値(保有財産マイナス負債)だ。みなさんが株式を投資するにあたって大切なのは、10種類の株を持っていたら、価値の合計が伸びたのか減ったか。借り入れがあれば、借り入れを差し引いた後が大切だ」と話し、「株主価値は本日8月11日時点で24.4兆円。3月末の21.7兆円に対して増えている。これが成績だ」と成果を誇った。
【16時36分】「防御は現金、予定の4.5兆円を上回る現金化できる」
孫社長は、日本の戦国時代に「恐れられていた武田(家)の騎馬軍に対して(織田)信長軍は柵をつくった。安心してしっかりと弾を撃つ対策をした。防御は戦うために欠かすことのできない重要なものだ」と説明した。そのうえで「防御は現金だ」と強調。「我々は1年で4.5兆円を資金化するというプランを出し、今日現在で4.3兆円を資金化できた。目標に対して95%を達成できた。予定の4.5兆円を大きくうわまわる資金化ができる」と語った。
【16時30分】決算会見始まる
孫社長は冒頭、「よろしくお願いします。世界中で新型コロナウイルスの問題がまだ解決していない。第2波が始まったばかりで毎日が戦いのような毎日だ。毎日、様々な問題と戦っている」と話し始めた。
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ソフトバンクグループ株式会社が2021年3月期 第1四半期 決算説明会を開催。午後4時30分よりライブ配信をご覧いただけます - ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース
https://www.softbank.jp/sbnews/entry/20200811_01
ソフトバンクグループ株式会社 2021年3月期 第1四半期 決算説明会 - YouTube
2020/8/11 13:30 (2020/8/11 17:00更新)
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62403200X00C20A8000000/
午後4時30分から20年4〜6月期連結決算の記者会見をオンライン形式で開いた。約4兆5000億円とする投資先の資産売却計画の進捗や、投資先の英半導体設計大手アームの再編を巡る米半導体大手エヌビディアとの交渉の行方にも焦点が集まる。「攻めの投資」の再始動への姿勢も含め、孫正義会長兼社長がどのように説明するのかが注目される。
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2020/8/11 13:30 (2020/8/11 17:00更新)
日本経済新聞
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