日本取引所グループ[8697]は28日、2021年3月期(今期)の連結純利益(国際会計基準)が前期比4%減の455億円になりそうだと発表した。11%減を見込んでいた従来予想から上方修正した。足元の株式や日経平均株価先物などの取引が活発で、売買代金や取引高の見通しを引き上げた。
売上高にあたる営業収益は2%増の1260億円と、一転増収を見込む。税引き前利益も10%減の621億円としていた従来予想から5%減の656億円に引き上げた。業績予想の前提となる今期の1日平均の売買代金・取引高は、株券等を前回の開示と比べて1000億円増の3兆1000億円とした。日経平均株価先物取引は同4000単位増、日経平均株価指数オプション取引は同15億円増に見直した。
期末配当予想は従来予想から2円上積みし、26円とした。年間配当は52円(前期は54円)を見込む。
同時に発表した20年4〜9月期の連結決算は、営業収益が前年同期比10%増の638億円、純利益は10%増の237億円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2020/10/28 13:54
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL28HFU_Y0A021C2000000/
売上高にあたる営業収益は2%増の1260億円と、一転増収を見込む。税引き前利益も10%減の621億円としていた従来予想から5%減の656億円に引き上げた。業績予想の前提となる今期の1日平均の売買代金・取引高は、株券等を前回の開示と比べて1000億円増の3兆1000億円とした。日経平均株価先物取引は同4000単位増、日経平均株価指数オプション取引は同15億円増に見直した。
期末配当予想は従来予想から2円上積みし、26円とした。年間配当は52円(前期は54円)を見込む。
同時に発表した20年4〜9月期の連結決算は、営業収益が前年同期比10%増の638億円、純利益は10%増の237億円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2020/10/28 13:54
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL28HFU_Y0A021C2000000/