立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
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前場はイベント通過で波乱も心配されましたが大きな動きには発展せず。CPIの数値、及び欧州のECBによる「まだ緩和は続ける、引き締めはまだしない」発言でインフレ懸念が若干和らいだようで、市場は安堵感が漂っています。反面メジャーSQがほぼ現行値だったことから特に大きな動きは起きず、上下が狭い値動きに。
ここ数日の話題の中心であるエーザイは、昨日の大幅安から一転買い直される動きが活発。株価10000円を超える水準となっています。全体を見れば売られる銘柄が多く、物色される銘柄は多いですが利確売りも多く、売買高は大きいもののどちらにも動きにくい相場になっているようです。
後場は28940円付近で再開。29000円の厚い壁が破れるかどうか。
[東京 11日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比35円26銭安の2万8923円30銭となり、反落。消費者物価指数(CPI)の発表を受けた米国株式市場が堅調だったことが好感されたが、週末とあって模様眺めムードに支配され、全体的に小動きに終始した。
10日の米国株式市場は、S&P総合500種指数 が終値で最高値を更新。朝方発表されたCPIを受け、インフレの高進が一過性にとどまるとの見方が広がり、主要株価3指数はいずれも上昇した。
前月比のCPIの伸びが鈍化したことで米10年債利回りが1.4%台前半まで低下。これが手掛かりとなって日本株も比較的底堅く推移したが、週末であるほか来週もFOMC(連邦公開市場委員会)など重要イベントを多数控えるため、上値に対して慎重な動きとなった。
朝方は、メジャーSQ(特別清算指数)が算出され、市場推定のSQ値は2万9046円40銭。「テクニカル面ではこれを上回るかどうかが注目される」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれたが、その後、一時的に上回る場面もあったことでSQ値は「幻の高値」にならなかった。
市場では「来週もイベントが多いため、しばらく方向性の乏しい動きが続きそうだ。そうした中、エーザイ のように材料が出た銘柄を中心に、個別に物色する展開が続くとみられる」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声も聞かれる。
TOPIXは0.27%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆7721億7300万円となった。東証33業種では、海運業、医薬品などが上昇し、空運業、その他金融、不動産業などの値下がりが目立つ。
個別では、東京エレクトロン など半導体関連株が物色されたほか、日本郵船 などの海運株もしっかり。自社株買い発表の日本郵政 も高く、エーザイが上場来高値に顔合わせした。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ など銀行株が売られ、東芝 も下落し、ソフトバンクグループ が軟調。トヨタ自動車 もさえない。
東証1部の騰落数は、値上がりが881銘柄、値下がりが1197銘柄、変わらずが114銘柄だった。
2021年6月11日12:03 午後
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL3N2NT0PH