河野太郎デジタル相は13日の記者会見で、現行の健康保険証を2024年秋をメドに原則廃止すると発表した。マイナンバーカードと一体にした「マイナ保険証」に切り替える。医療分野のデジタル化を急ぎ、マイナンバー制度の利便性を高める。
岸田文雄首相はこれに先立ち、首相官邸で河野氏、加藤勝信厚生労働相、寺田稔総務相と会談した。マイナ保険証などの普及に向け、関係閣僚で協力するよう指示した。
首相はマイナ保険証について「細部にわたりきめ細かく環境を整備する必要がある。医療を受ける国民、医療を提供する医療機関関係者などの理解が得られるよう丁寧に取り組んでいく必要がある」と伝えた。河野氏が記者会見で明らかにした。
マイナ保険証を使えば、利用者は個人向けの専用サイトで診療履歴や薬の使用歴などを簡単に確認できるようになる。医療機関での診察券の提示も不要だ。転職や引っ越しをしても保険証として使い続けることができる。
患者の同意があれば医療機関同士でこうした情報を共有し、より適切な医療を受けやすくなる。
2022年10月13日 10:22
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1304R0T11C22A0000000/
岸田文雄首相はこれに先立ち、首相官邸で河野氏、加藤勝信厚生労働相、寺田稔総務相と会談した。マイナ保険証などの普及に向け、関係閣僚で協力するよう指示した。
首相はマイナ保険証について「細部にわたりきめ細かく環境を整備する必要がある。医療を受ける国民、医療を提供する医療機関関係者などの理解が得られるよう丁寧に取り組んでいく必要がある」と伝えた。河野氏が記者会見で明らかにした。
マイナ保険証を使えば、利用者は個人向けの専用サイトで診療履歴や薬の使用歴などを簡単に確認できるようになる。医療機関での診察券の提示も不要だ。転職や引っ越しをしても保険証として使い続けることができる。
患者の同意があれば医療機関同士でこうした情報を共有し、より適切な医療を受けやすくなる。
2022年10月13日 10:22
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1304R0T11C22A0000000/