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リストの対象は…
本はあまり読まないけど文学部に入ってしまった哀れな大学生、
子供向けの本はよく読んでいた中高生です
10冊くらいを目処に書いていけばいいじゃない
例:こころ(夏目漱石)
カラマーゾフの兄弟(ドストエフスキー)
・
・
・
現代日本文学
細雪 谷崎
眠れる美女 川端
神聖喜劇 大西
万延元年のフットボール 大江
楢山節考 深沢
俘虜記 大岡
富士 武田
枯木灘 中上
邪宗門 高橋
抱擁家族 小島
オイディプス王
ファウスト
ぐらいしか思いつかない
>>1 こうゆうのは楽しいですね。完全に好みのモンダイですからね。
「土」 長塚節
「三浦老人昔話」岡本綺堂
「子を貸し屋」宇野浩二
「風流微塵蔵」 幸田露伴
「末枯」正・続 久保田万太郎
「青銅の基督」長与善郎
「巷談本牧亭」安藤鶴夫
「富島松五郎伝」 岩下俊作
「盆栽老人とその周辺」 深沢七郎
「小姓町の噂」高橋義夫
☆ 文豪 サマセット・モームが選ぶ、世界十大小説
『トム・ジョーンズ』 ヘンリー・フィールディング
『高慢と偏見』 ジェーン・オースティン
『赤と黒』 スタンダール
『ゴリオ爺さん』 バルザック
『デイヴィッド・コパーフィールド』 チャールズ・ディケンズ
『ボヴァリー夫人』 ギュスターブ・フローベール
『白鯨』 ハーマン・メルヴィル
『嵐が丘』 エミリー・ブロンテ
『カラマーゾフの兄弟』 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
『戦争と平和』 レフ・トルストイ
まあ、おれが好きなトム・ジョーンズはこっちのほうだけどな・・・
これなんてめちゃノリノリなんだけど、トム・ジョーンズおじさん・・・
Tom Jones dances like HELL !
文学が好きなの、でもね、にちゃんの文学板過疎すぎるから、
行っても特に議論できないの・・・・
うわぁん
とりあえず本読もう
本を読んでるなんてね、
最低でも500は「いいもの」を読んでなくちゃ
堂々といえっこありません。
「いいもの」ってのは、時間の洗練を受けたもの
時間は、だから、残酷とも言われますし、薬にもなるんです
>「いいもの」ってのは、時間の洗練を受けたもの
春樹の受け売り恥ずかしすぎるだろ・・・
最近は同時代の読者に読まれるってのも、大事な気がしてきたんだよな。
というわけで生きてる人で、
笙野頼子「居場所もなかった」
小川洋子「ブラフマンの埋葬」
多和田葉子「容疑者の夜行列車」
川上弘美「センセイの鞄」
松浦理英子「ナチュラル・ウーマン」
山田詠美「僕は勉強ができない」
江國香織「神様のボート」
河野多恵子「秘事・半所有者」
吉本ばなな「キッチン」
林真理子「ルンルンを買っておうちに帰ろう」
『カラマーゾフ』『悪霊』『地下室』『罪と罰』
『知と愛』『シッダールダ』
『異邦人』
『ファウスト』
『意志と表象としての世界』
『ツァラトゥストラ』
>>14 何気に女性作家ばかりだな
自分も現存してる作家なら女性の方が好きな人が多いけど
文学板が過疎ってのがいまいち分からなかったが、
「魔法少女まどか☆マギカ」というアニメが開始数ヶ月で465スレを消費したって聞いて、
川上スレが56なんて全然大したことないんだなと実感。それも作品が話題になってではないし。
萌えアニメとかいい加減卒業しろよw
恥ずかしいから。
ただの萌えアニメだと決め付ける低能さは救いがたいな〜
ただの萌えアニメだとしてもそれだけで恥ずかしい(笑)として終了させる哀れな感性
読まずに批判する一番質の悪いタイプ
お前の脳はもう動いてないから自殺しろ
萌えアニメから卒業しないのが現代人。
成熟回避とも取れるが、果たして「成熟した大人」がいて「文学」を読む、その像は正しいのか否か。
そもそも昔は、まともな大人の男は小説なんて読むものじゃない、みたいな見方もあったし。
太宰も「小説は女子供が読むもの」と言ってたか。
というわけで
>>17の言う通り追加。
東浩紀「動物化するポストモダン」
中高生向けなら『TUGUMI』とか『夜のピクニック』
大学生向けなら『夜は短し歩けよ乙女』とか『ノルウェイの森』みたいなのでいいじゃん。
子供の頃から身の丈に合わないような本を読ませてどうするの?
ふたりのロッテ
万年元年のフットボール
城
ジュラシック・パーク
豊饒の海
重力の都
高野聖
桜の森の満開の下
ニューロ・マンサー
たんぽぽのお酒
2chとパチスロって似てると思う
パチスロにアニメの作品多いよね
2chやパチスロを呆けた顔してやってる池沼が、呆けた顔のままアニメを見ている
ただそれだけのことである
こういうスレで必要なのは自分の衒いを出さないことだろう
意志と表象としての世界とかマジで薦めてんのか?
馬鹿を承知の上でする発言とか、思ったことを素直に口にすることは悪くないと思うよ。
「ためらい」とか「諦め」こそが罪悪。
>>35 逆だな。沈黙は金。慎み深いことは美しいし、無害だよん。
リアルでは沈黙
2ちゃんでは言いたい放題
この場合は?
>>38他人に迷惑をかけるのはよくないけど、少しくらい迷惑かけるのは仕方ないと腹をくくって、
馬鹿なことを言ったら容赦なく批判してくれていいから、次々と先へ進みたい、と思う。
そのほうが面白いと思うな。思慮深さに欠けるのは確かに美しくはないけど。
ということで、俺は少数精読より多読派だ。
そして、若者には根本的なテーマを扱った小説を読んで欲しい。もちろん、詩も。
必読書も何も
新潮社の文庫でどこの本屋でもブックオフでも
売っててみんな読んだ事あるに決まってるし。
こんなのは、結局自分にとっての必読書だったのを自慢するスレなんだな。
とりあえず、中学三年までの数学の本とかは、理解したら何か考えたり説明するのに役に立つ。
そのぐらいの論理力みたいなものは在った方がいいみたいだし。なかったら駄目みたい。
あと、キーモンニコライデスのデッサンの道しるべ。
とか右脳関連の絵の本。
右脳が結構大きな位置しめるからな。
本読んでもおもしろくなかったとか分からないとかいうやつは。
右脳鍛えてから読むと良いだろう。
本読んで感動出来るとか言うのは感受性とか才能じゃないわ。
本人の体験とかによる。
>>41 ほほう。三浦は多読派か。一日一読も大変だからな結構。
>>41ショーペンハウアーとかが、天才の作品だけ、良書だけを熟読しろ、とか、古典を読め、とか言ってたけど、
そういう作品って、俺には理解するのが難しいし、
古典は、それが書かれた必然的な理由、バックグラウンドを知らないと読めないって思った。
本読んでて理解出来ないのは正直辛いし、落ち込む。
だからこそ、まずは、歴史とか文化、哲学なんかで理解装置を作るためにって意味でも多読派だ。
ここの住人は、入門書とか、解説書、概説書をみんなまとめて軽蔑してるかもしれないが、
いい入門書、いい解説書はある。そういう本はためになるし、面白いと俺は思う。
あと、読書は癖をつけたら、興味薄い本でも意外と読めるぞ。
>>44 >ショーペンハウアーとかが、天才の作品だけ、良書だけを熟読しろ、とか、古典を読め、とか言ってたけど、
賛成。しかもなるべく生に近いテキストで読みたい。
惜別
金閣寺
正義と微笑
アンナ・カレーニナ
人間失格
音楽
ツァラトゥストラはこう言った
斜陽
午後の曳航
宴のあと
もの思う葦
宇津保
源氏
とはずがたり
万葉集
八代集
金槐和歌集
どうもピンと来るものがないな。武陽ならば散々罵倒するのだろうが、奴が居ないとくだらんw
>>50 ただのレス乞食だよ。
他人の趣味をけなすだけの不快なコテだった。
いや、何かどす黒いものを抱えているんだろうが罵倒には知識の裏付けがあって面白いことも多かった。
でも言ってる意見に同意できることがほとんどなくて地頭が悪い感じだった
ハッキリ言ってモテモテだったな
ムキになって言い返してくるところがウケたのか
かまって欲しくてイチャモンつける奴等ばかりだった
まあ
(o^v^o)に較べればかわいいもんやけどな
人気者だったんだな…
武陽にオススメの本とか聞いてみたかった。
プラトンとキリスト教知らないうちから、ほかの西洋哲学に手を出しちゃだめだよね。
プラトンの名前くらいしか知らない人間は、手始めに何を読めばよさそうですか。
せめて藤沢令夫くらいには手を出しといたほうがいいよ
竹田とか超訳ニーチェとかより多少ましって程度だろ
>>63岩波現代文庫に田中美知太郎っていう、プラトン研究の第一人者が書いた『哲学初歩』って本があるけど、
その本は古代ギリシャ哲学の主要な問題点をある程度押さえながらなぞっていく本で、便利。
手始めにそれを読んで、わからない用語を、ネットか、『岩波哲学・思想事典』みたいなので調べていくと、
哲学の本質的な問題について、ある程度はまでなら知ったかぶりすることができるよ。
ありがとうございます。学生時代にはギリシア語だのアリストテレスを読む演習だのを
履修してなぜか単位も取れてるのですが、悲しいことに出席した記憶が
ぼんやりとあるきり、中身はこれっぽっちも覚えてない…。
心を入れかえてやり直します。
他に当たり前すぎてあまり名前が出てこないようなのあったら教えてください
フロイトとかですか?
本当かどうかわからないけど、立花隆なんかは、フロイトは間違ったこと言ってるから読む価値ないって言ってますよ。
フロイトの思想は一時期文学に大きな影響を与えたし、真偽はともかく、教養だと思って読むのはありだと、個人的には思います。
立花なんてブンヤには文学はわからんと思うが
フロイトを読む必要がないのは事実
罪と罰、ボヴァリー夫人、白鯨、レ・ミゼラブル、神曲、マクベス、ハムレット
挙げると切りがなくなるなw
一冊なら罪と罰だねー、色んな要素があるからなこの本。構成も完璧だし。
>>72-73 それほど重要ではないんですねえ
>>74-75 有名な作品は出版社やら翻訳者やらが違うものがあるんですが、
これよりはこっちがいいとかむしろこれは絶対にダメとかあるんですか?
罪と罰:岩波、新潮、光文社
白鯨:岩波、新潮
どれがええのん
フロイトは科学だと思って読んだら駄目だけど(検証不可能だから)、
一つの思想だと思えばじゅうぶん読む価値がある。
とくに「人間モーセと一神教」とかやっぱり何か凄い洞察がある。
白鯨に関して講談社文芸文庫の訳が読みやすいと思うものの
一冊2000円近くする金銭的ネックからお勧めはしない
一番安価な新潮も味わい深い訳だが
(「Call me Ishmael」を「まかりいでたのはイシュメールと申す風来坊だ」と訳している)
解説や註は岩波に劣る
やはり註も豊富であり訳文も読みこなすのに無理のない岩波を推す
白鯨って特異な小説だと思う。過剰だし、長いし。
私の知る限りでは、他に同じような本が全く無いから、あれは絶対に読んでおくべきだね、同意するよ。
聖書を知ってると知らないとじゃ文学作品の見方が、ガラッとかわってしまうくらい、聖書の影響はデカイしなあ。
聖書を知らない日本人が読む『白鯨』とアメリカ人が読む『白鯨』は別物だ。
新約聖書。確かに思想基盤というか影響力というのもあるけど、とにかく書かれてある内容が凄い部分がある。
カラマーゾフの大審問官といい、遠藤周作の沈黙といい、一節をネタにしただけで本が一冊出来上がっちゃうくらいだからね。
あなた方、知識が豊富ですよね。趣味でここまで達したのですか?
>>85 日本の近代文学史を見てみれば分かるけど、その質問は少しナンセンス
>>87 センスがあったら質問なんかしないでしょ
そのレスこそがナンセンス
ちなみにセンスの意味はわかってます^^;;;;;;;
生きている作家なら高村薫「晴子情歌」からの三部作、
大西巨人「神聖喜劇」。
実力の割に評価されていない野上弥生子、漱石よりも骨太だと思う。
古都 川端康成
春琴抄 谷崎潤一郎
こころ 夏目漱石
山月記 中島敦
斜陽 太宰治
聖書
シェイクスピア
百年の孤独 ガルシアマルケス
神曲 ダンテ
イリアス、オデュッセイア ホメロス
聖書、ギリシア神話は必読だと思う。下地がないとわからない文学がたくさんあるから
ドストエフスキー 罪と罰
三島由紀夫 金閣寺
大江健三郎 万延元年のフットボール
平野啓一郎 決壊
ドストエフスキー「虐げられし人々」「カラマーゾフの兄弟」
ディケンズ「ディウ゛ィッド・コパフィールド」
夏目漱石「こころ」「それから」
森鴎外「舞姫」
「源氏物語」
ゲーテ「ファウスト」「ウ゛ィルヘルム・マイスター」
トーマス・マン「魔の山」
プラトン「ソクラテスの弁明」「パイドロス」
スタンダール「赤と黒」
「万延元年の玉転がし」を何度も挙げてるやつは同一人物だろwww
投票は1人1回にしろよ
文学板某OB(OG?)が新参者にすすめる10冊。
「徒然草」
「歎異抄」
「青が散る」
「水辺のゆりかご」
「人間・この劇的なるもの」
新約聖書
ギリシア悲劇(一つを選ぶなら「オイディプス王」)
シェイクスピア(一つを選ぶなら「ハムレット」)
「賭博者」
「嵐が丘」
ごくたまーに見にくることもあるからね、みなさん♪
三島由紀夫は絶対読んどけ!文学板の住民ならとりあえず何でもいいから嫁。
名称を正しいものにしないサヨクの伝統的手法
どの板でも見られる伝統芸能です
聖書
プラトン
ドストエフスキー
ここらへんは共通かな
詳説世界史研究
詳説日本史研究
聖書(新共同訳)
コーラン(井筒訳)
原始仏典&大乗仏典(筑摩書房)
失われた時を求めて(鈴木訳)
ドンキホーテ(牛島訳)
源氏物語(玉上訳)
何のジャンルでもそうだけど、その分野の基本書というか教科書というか、
そういう定番の本を熟読するようにしてる。
人文系なら歴史の素養は必須だと思う。
思想をやるなら、その源流としての宗教聖典は読んでおきたい。
文学作品であれば、若くて体力のあるうちに、横綱級の大著を読み込んでおきたい。
ここ3〜4年のあいだ、上記の本しか読んでない。
それなのに消化不良気味だ(笑)
>>111 方向性は賛成だけど。
筑摩書房の原始仏典&大乗仏典はあんまりよくない。
特に中村訳原始経典はだめ。
大乗仏典は中公文庫の方がよく、原始仏典は片山一良訳がよい。
歴史も山川の詳説はないでしょ。日本なら六国史とか大日本史とか。
世界史はそんな概説書より、史記とか通鑑とかの方がいい。
西洋史だと通史で何がいいか知らないが、ヘロドトスとか読んだ方がいいよ。
>>114 > 大乗仏典は中公文庫の方がよく、原始仏典は片山一良訳がよい。
>
片山一良訳の原始仏典をamazonで探してみたら「ブッダのことば パーリ仏典入門」くらいしかなかった
http://www.amazon.co.jp/dp/4804612718/ 「大乗仏典 中公文庫」でamazon検索すると一冊の仏典が高すぎる(文庫なのに1000円以上)
何かしっくりくるものはありませんか?>中公文庫and片山一良訳
てか片山さん仕事してください…文庫で持ち運びやすいように分冊してください…
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>>111 聖書は新共同訳を薦めているようですが、口語訳になるとデメリットはありますか?
あと、このスレはドストエフスキーはたくさん薦められているのにトルストイがあまり薦められていないのはなぜですか?
名作故ですか?それとも何か事情があるのですか?
ここで、必読書を上げてる人達ってどういうヴィジョンを持ってその本を選んでるの?
自分が読んで、こういう点で役に立つから読めというならわかるけど
他人の受け売りで自分でもその本の良さが説明できないとしたら笑えるよなw
こことか必読書150とか、よくある十代までに〜とかってさぁ、
ぶっちゃけ文芸と哲学、社会科学なんだよね
リベラルアーツとか教養って言ったらそうなんだろうし
ここは文学板だし当然なんだけど
オレは宗教聖典や歴史古典に嗜好が偏ってるから、ここ数レスの流れに共感する
文学板でこんな嗜好な人は異端だろうね
>>119 オイラは簡単。文学を読む上でより典拠、原形となるもの。
だから、西洋だと聖書やギリシャ文献が必読で、
東洋だと仏典と史記、四書五経あたりになると思う。
そういう前提、典故が分かんないと読んでも分かんないか、
分かっても枯れ木のように痩せ細った理解しか得られないからですよ〜ん。
日本人なら、日本の古典を読め
外国の文献にかまってる余裕なんかないだろ
論語もダメ、読むな。外国かぶれになる
日本人なら自分の足元をしっかり見直して万葉集、古事記、日本書紀
を読め。
>>123 その三つも仏典と史記、四書五経あたりの知識があった方がわかるっしょ。
そもそも漢字で表記されてるし。
宣長がなんと言おうが、唐心がないとよめんよ〜
>>119 俺はもともと読書スピードが遅いから、読む本を絞り込んでたの。
浅田某みたいな情報処理能力があれば、もっとたくさんの本を濫読できたんだろうけど、
残念ながら俺はそうじゃなかった。
そうなると、「優先順位」の高い本をくり返し熟読することになる。
俺にとって「優先順位」の高い本と言うのは、その分野の古典・教科書・基本書と呼べるもの。
121の言うような「前提」となる本。
そういう本を熟読すると、その後の読書も楽になるんだな。
太い幹ができると、後はそこに枝葉をつけていけばいい。
歴史の通史をくり返し読み込むと、
歴史の各論を扱った新書(中公新書の『○○の歴史』みたいな本)の理解もぐっと深まるし、
読む速度もぐんと速くなる。
そういうことを可能にしてくれる本が、俺にとっての「必読書」かな。
ちなみに次のターゲットは、エリアーデの『世界宗教史』。
読破できるか非常に不安だが(笑)
ちなみに文学板の人にとって、文学理論ってどういうもの?
内容の解釈にまで踏み込んだ「精神分析的批評」や「マルクス主義的批評」なんかは、
俺にはコジツケっぽく感じられて、どうにもついていけなかったけど、
ジュネットの『物語のディスクール』はよかったよ。
「語り手」や「焦点人物」や「物語の時間」なんかが詳しく論じられていて、
形式主義的な分析に徹した本だから、小説の仕組みに対する理解がずいぶん深まったと思う。
ジュネットは文学研究をする人には定番中の定番みたいだけど、
普通に小説に親しむだけの人も読んで損は無いと思う。
こういう「その後の読書生活」の質を高めてくれるような本も、
必読書と言っていいんじゃないかな。
>>125 エリアーデは難解じゃないから、大丈夫!
>>126 文学理論ってイーグルドン概説に出てくるようなヤツだよね。
オイラはあんまりしらないが、とりあえず概説とハンドブックみたいのあればいいでないか?
それよりもアリストテレスの『詩学』『文心雕龍』『詩品』定家の歌論や世阿弥の芸術論、
インド・チベットの詩学の方が重要じゃないか?
それと西洋だと文献学、日本語だと池田亀鑑や小西甚一のもの。
東洋だと清代の考証学の方が重要だと思ってる。
西洋の文学理論を追っかけてるだけじゃ、あんま意味ないとおも。
上のような基礎があれば西洋の文学理論を判定する基準になるでしょ。
やっぱ文化はギリシャ、ペルシャ、インド、シナの四つを押さえたい。
まあ、オイラはペルシャは押さえられないんだがw
>>123 むしろ『古事記』自体、当時すでに圧倒的な哲学大系を作り上げていた仏教の影響のもとに作られたものじゃなかった?
「古代の仏典(金光明経)の内容と古事記の内容との間に影響関係が見える」みたいなことが、『日本宗教史』に書いてあった気がするんだが。
『日本書紀』の著者の中にも、留学帰りの坊主がいたって話だし。
>>128 >むしろ『古事記』自体、当時すでに圧倒的な哲学大系を作り上げていた仏教の影響のもとに作られたものじゃなかった?
そうなんだ、初耳
もしそうだとしたら、外国の文化を排除して、日本人本来の生活の姿を知ろうとした
宣長はマヌケだな
宣長は、『古事記』に純粋な日本人の姿があると思って古事記伝を書いたから。
『日本書紀』は、宣長も外国の影響があるから読むなって言ってるね
…読解力だけだったら齋藤孝の「読書力」を一度読んでから
巻末のリストをもとに適当に読んでいけばいいと思うんだけど…
イデオロギーはともかく「日本人で100冊必要な本を挙げた人物」って彼しかいないでしょ?
ロシア文学もあって左とか赤とかあるかもしれないけど、読解力には変えられないし
読解力がついてからイデオロギーの矯正はできるんじゃないかと思っている
>>129 いや、宣長はドキュンでしょ。
だって書かれたものは漢字使ってるし、漢字使ってるということは、
そこに必ず唐心の影響があるんだから。
>>130 齋藤孝の「読書力」読んだことないけど、
読解力って多読でつくもんじゃないとおも。
やっぱ、言語学、文献学、論理学に裏打ちされたきっちり読む訓練がいるよ。
天才はいらないと思うけど。
齋藤孝金儲けばっかり考えてるイメージがある
専門家の加地伸行が何年もかけてこの論語の訳に辿り着いたって言ってるのに
斎藤は論語の専門家でもないのに論語の本を何冊も出したりしてる。
俺個人的には、ゲーテの良さは、ゆっくり読んで、自然の壮大さやゆっくりした
時の流れを感じるところだと思っているが、彼は、速読術や「座右のゲーテ」とかいう
本まで出してる。
とにかく彼は、その分野の専門家に対して失礼なことをしてる印象がある
>>131 ういやまふみ、読んでみたらいいよ。
宣長が漢字使うのは、普段の大衆の文化にあわせてたから。
>>133 おいおい、流れよめ〜、宣長なんか問題にしとらんは。
古事記、日本書紀、万葉集などのことだよ〜
ういやまふみは、読んだ。宇井伯寿系の人だと思った。
マテリアルな面は強いが、本質は掴めないタイプ。
『日本宗教史』ってアマゾンのレビュー見たけど
出典論的に論じてないんじゃね
「言語学、文献学、論理学に裏打ちされたきっちり読む訓練」が必要なのは認めるけど、
そういう訓練を積むためには多読によって「読書アレルギー」を克服する必要がある。
齋藤孝がターゲットにしているのは専門的な訓練を受ける以前のレベルで躓いてる人たちなのでは?
「自己啓発」とか「コミュニケーション力」とかを持ち出して
読書に対する意欲を喚起したり日本語ブームを起こしたりした功績は認められてもいいかと。
齋藤孝ばっかり読んでるのもどうかと思うけどね。
>>136 すまん。齋藤孝、名前も知らないんだ。
書いてある通りなら、必読書というより、入門啓発書でしょ。
また、そういう人なら、これからも興味ないな。
>>136 齋藤孝なんか読んでるとインテリにバカにされるよ
>>131 「読書力」の読者層は教師だと思っている
読書力を読んで教育方法に指針を得た教師が子どもに読書法を教える…という方向性で
>>132 自己啓発書ばかり書いていた前は読書専門に書籍を書いていた記憶があるが…
齋藤孝は「福沢諭吉」「ゲーテ」「論語」で人生が変わったんでしょう
だからオススメしたまでのことではないかと
加地某の書籍となると俺は読んでいないけど、もっと専門的な考察に溢れたものがあるのだろうと思う
そうすると文章が難しくなるからかみ砕いて説明したまでのこと
もしくは「私は論語で人生変わりました」的なことを書いたまでのこと
専門家まで馬鹿にしているとは思わない
>>136 俺も読書アレルギー無くしたいなぁ
そしたら紙の本だけじゃなくてipodで雑誌を読んで辞書で調べて読書して生きていくんだ…
その前にipodを買うお金がないw
>>138-139 どんなに本が読めるようになってもどんなに賢くなってもこういう人達にならないようにしようと自戒の念を書き込むのであった
本を楽しみながら読みつつかつ心を清らかに…
俺が好きな福田恒存やニーチェは、本はゆっくり吟味しながら読めと言っていた
「速読術」なんて本を出す斎藤は信用できない
>>140 論語の研究では加地伸行が、日本では一番だと俺は思っているが、他にいるなら教えていただきたい。
しかも、斎藤の論語より加地伸行の説明は非常に細かくわかりやすいと俺は思うのだがどうだろう?
>>141 速読すべきは「仕事のために短時間で処理しなければならない資料」であって、古典については精読をすすめてなかった?
三色のボールペンを使ってバカ丁寧に読んでいこう、みたいな本も出してたし。
そもそも「この本は精読すべきか」という視点で本に接するとき、
「もくじ」を読んだり「結末部分」を読んだりして本の概要をつかむものでしょう。
「精読にふさわしい本」を選択する上で、ある程度の速読は避けられない。
「速読本」のブームには俺も懐疑的だが、
「速読術を出している」という一点でもって、作家を全否定するような態度もいかがなものかと思う。
>>142 おれも儒教については加地伸行派。
加地さんには『漢文法基礎』でもお世話になった。
>>144 「本はあまり読まないけど文学部に入ってしまった哀れな大学生」か「子供向けの本はよく読んでいた中高生」あたりがリストの対象らしいから、
大衆的な啓蒙作家の著作を推薦してもいいんじゃないの?
こういうリストだと、ついハイブラウな作家や古典的著作を勧めてしまうもの。その方がカッコいいからね。
だが難しい本の名前を挙げるだけなら難しいことは何も無いのであって、
「初学者が挫折しないで次のレベルに進める」ような心配りをするのも「インテリ」の仕事じゃないの?
「啓発書の蔑視」だけが「インテリのたしなみ」じゃないでしょ。
>>146 お〜、
>>1 の但し書き忘れてた。
>>1 の趣旨なら、表題が違う、
「文学板住人が選ぶ必読書リスト」ではなく
「文学板住人が選ぶ読みやすい小説リスト」か
「初心者のための必読小説リスト」でしょ
オイラは表題に添って選んでいた。
但し書きのようなら、オイラはおよびでない。
>>146 「本はあまり読まないけど文学部に入ってしまった哀れな大学生」か「子供向けの本はよく読んでいた中高生」が
対象なら余計、斎藤孝はまずいでしょ。
なぜ、斎藤孝がまずいか理由をいくつかあげてみる。
1.斎藤孝をamazonで検索すると現在152冊の書籍が表示される。
これほどの書籍を書くのは、たいへんだと思うが(ゴーストライターがいるんじゃないか?)
本に命が吹き込まれているとは考えにくく、大衆が好みそうな言葉を並びたてて
金儲けのために本を出していると思われる。
2.「学問のすすめ」、「論語」の現代語訳など、明らかに自分の守備範囲を
超えた本を出している。
伊藤正雄や、加地伸行(どちらも現代語訳でわかりやすい)がどれだけ苦労して訳したか、知らない人が多すぎる。
(個人的には斎藤の論語の孔子の言葉が「そうだよね」とか、軽い口調も鼻につく)
3.論語について言うと専門家から見てもいろいろと解釈できるところがあるのだが、
斎藤の訳は、一つだけの意味に限定されており、また説明もない。
論語を訳すには、たいへん時間がかかるものだが、彼は、巻末に参考文献も書いていない。
まるで自分一人で訳したような印象。
小さい本屋だと、テレビにも出て有名な斎藤孝の本は売れるから置いてあるが、良心的な専門家の本は
置いていない。このスレで斎藤孝を勧める人も、その「斎藤孝」という名前をよく目にするから
知ってるだけで世間知らずの印象がある。
これ以上、若い子たちに悪書を勧めるのは勘弁してほしい。
>>150 「地頭の良し悪し」や「知的体力の多寡」には個人差があると思っている。いわゆる「歯ごたえのある良書」を初学者のうちから読みこめるほど頭のいい人間は少ない。君は違うのかもしれないけどね。
相手の「知的体力の多寡」を無視して「自分の好み」だけで本を選択しても、自己満足にしかならない。俺が言いたかったのはそういうこと。
1について。粗製濫造は認める。だが「粗製濫造」であることが、齋藤の著作を全否定する根拠になるかと言えば疑問。君自身、著作のすべてに目を通したわけじゃないでしょう?
2について。「齋藤孝」の名前に釣られて古典を買う人が増えるのは悪いことじゃない。もっと突っ込んだ勉強がしたかったら、Amazonで検索すればいい。専門家の厳密な解釈に基づいた名訳と出会えるでしょう。
それにむしろ、齋藤訳を買うのは加地訳や貝塚訳の論語に挫折した人も多いんじゃない? そういう人は、齋藤訳で概要をつかんで加地訳に再挑戦するきっかけにすればいい。
3について。「意味の限定性」うんぬんの議論については深入りするつもりはない。だがそういうアカデミズムの厳密さを追求した訳を、全ての人間が必要としているわけじゃない。
「日常生活に古典の知恵を生かしたい」、そう考えて『論語』に手を伸ばす人だっているでしょう。古典には複数の翻訳がある。翻訳のスタンスも硬軟さまざまなものがあっていい。
「本はあまり読まないけど文学部に入ってしまった哀れな大学生」の知的体力は、たかが知れてるよ(中には君のような例外もいるかもしれないがね)。
新書一冊、読み込むのに苦労する人も多い。そういう人に、何のステップも踏まずに「歯ごたえのある名著」を勧めても仕方がない。そういうのは『必読書150』にでも任せておけばいい。
ちなみに俺は齋藤孝のファンじゃない。齋藤孝や茂木健一郎のような著者の粗製濫造ぷりには辟易している。
だが初学者向けのいい本を書いているのも事実。「間口の広い」、あるいは「挫折しにくい」、そういう「とっかかり」になりそうな本をいっぱい書いてる。
そういう本を踏み台にして、古典的な著作にすすんでいけばいいんじゃないの?
君のように頭のいい人にとって、齋藤の著作は「悪書」なのかもしれない。だが「踏み台」として、そういう本を必要としている層も確実にいるんだよ。
斎藤孝(笑)の信者が暴れてんな
啓発書オタは巣に帰れよ
>>152 >相手の「知的体力の多寡」を無視して「自分の好み」だけで本を選択しても、自己満足にしかならない。
俺もその通りだと思う。だけど、金儲けに走っていて、誰の目にもつく斎藤孝をなぜ勧めるのかわからない。
初学者にとって、よい本を選ぶには、まず著者の人間をよく見てほしい。
いかがわしい、斎藤孝よりは、小林秀雄などを俺はお勧めしたい。
>1について。粗製濫造は認める。
もちろん、俺は、斎藤の本を全部読んではいない。だが、amazonで検索すると152冊も
表示される人間は、金儲けに走っていると考えていいと思うし、そういう人間は、経験上
信用できない。
>2について。「齋藤孝」の名前に釣られて古典を買う人が増えるのは悪いことじゃない。
これが、本屋が行っている一番の、功罪だと思う。
斎藤の論語には中国の背景が一切排除されているが、こういういい加減な論語を読むくらいなら
読まない方がましでしょう。
実際、専門家の血肉を注ぎ込んだ論語より、斎藤の論語の方が売れているのは、
悲惨な状況だと思う。
>それにむしろ、齋藤訳を買うのは加地訳や貝塚訳の論語に挫折した人も多いんじゃない?
そういう、根拠のない、いい加減なことを言うのはやめてほしい。
あなたには、一回、加地伸行の論語を精読してもらいたい。俺の言ってることが分かると思うから。
>3について
>だがそういうアカデミズムの厳密さを追求した訳を、全ての人間が必要としているわけじゃない。
アカデミズムの厳密さを追求しない、中途半端な訳が中途半端な人間を作るでしょう?
学問は、真剣に向き合わなければ、身につくものではないし、あなたは、そういうことを
まだ知らないように思われる。
>翻訳のスタンスも硬軟さまざまなものがあっていい。
こういうことを言うのは、学問に真剣に取り組んだことのない人が言う言葉だ
そういう甘い言葉に騙されて、中途半端な人間ができ上るのだろう
>「本はあまり読まないけど文学部に入ってしまった哀れな大学生」の知的体力は、たかが知れてるよ
たかが知れてるから、まずは、入門から?おこがましすぎやしないか?
真剣に学問に取り組む気がないなら、大学で遊んでた方がまだましだろう。
難しい、よい本を読んで挫折するなら、その人がその本に向き合う根性が足りないか、
誰にでも気軽に読める本で、身につくものがあるなら教えていただきたい。
>>155 白熱した議論の最中に邪魔をして申し訳ないが横レスさせてもらうよ。
あなたは
>>150で「世間知らず」とか「若い子たちに」とか、
あたかも辛酸を舐め尽くした老学者のようなことを仰っているが、実際のところ歳はおいくつなのか?
というのも、文章を読んだかぎりでは非常に若い印象を持ったんだ。
二十歳前後で、大学に入ってたくさんの知識を浴びて、良くも悪くも「かぶれてしまった」人のように思えた。
大学に入ると新しい「知の世界」が開けて来る。
「加地伸行」とやらの著作を読んだら自分にとって新しい世界が開けて来た。
「知の世界」の存在を知ってしまうと大衆が馬鹿に見えて来る。
「君が知らない新しい世界を僕は知っている」と、その人たちに対して優位性を示したくてたまらなくなる。
これは何も悪いことじゃない。
学問に関心を持った人間の多くが通る道だ。
いつかは卒業していかなければならないがね。
遠い昔に大学に入った頃、僕はちょうど君のようなことを考えていた。
「学問の厳しさに向き合わない人間は中途半端な人間だ」とね。
君は就職して働いたことがあるか? 世間で揉まれたことがあるか?
もし働いたことがないのならば、一度就職してみるといい。
「学問の厳しさ」も確かに大切かもしれない。だがそれが全てではない。
アカデミズムにかぶれた「中途半端な人間」は山ほどいる。
何を言いたいか、わかるだろう?
あなたが仮に、額に汗して日銭を稼いで家族を養って、
その上で「アカデミズムの厳密さ」なるものにこだわり続けている人だとしたら申し訳ない。
失礼なことを言っていると思う。
だがね、社会的な成熟を果たしながらも「学問の厳しさ」に向き合っている人間の口からは、
君のような台詞は出てこないはずなんだ。
「アカデミズムの厳しさ」というたった一つの物差しで人を判断し、他人を「半端者」扱いする。
自分の優位性を主張する。そういう偏狭さ自体が、僕には青臭く感じられるんだよ。
こちとら脱サラして自営をやってる五十代のおっさんだ。
君の目からみたら、「中途半端な人間」の最たるものだろう。
失礼なことを言って済まなかったね。
「学問の厳しさ」に向き合わないで生きて来たらこういう人間になってしまう、
という反面教師にでもしてくれ。
>>157 同意。
アカデミズムの厳しさを知り尽くした老大家のわりには文章が稚拙なんだよね。
古典の精読を極めた人なら、もっと端正な文章を書くよ。たとえ2ちゃんであってもね。
「難しい、よい本を読んで挫折するなら、その人がその本に向き合う根性が足りないか、
誰にでも気軽に読める本で、身につくものがあるなら教えていただきたい」
この辺なんて悪文の極みでしょ。前半部分と後半部分とが全く噛み合ってない。
なぜここで「〜か」と、並列の助詞を使ったの?
「功罪」の使い方もおかしい。「血肉を注ぐ」だって「心血を注ぐ」の間違いだろ。
論理だっておかしい。
相手には「無根拠なこと言うな」とか言っておきながら、
自分の主張を正当化するために「俺の経験上〜」とか言ってるし(笑)
この老大家が、これまでどんな本を読んできたのか知りたいよ。
まさか加地訳の『論語』しか読まずに偉ぶってるわけじゃないだろうな(笑)
ここ必読書のスレだよね
ぜひこの本を読めっていうおすすめをどんどん挙げてって下さい
今何読もうか迷ってるんで
なりすましがいるけど俺が
>>1だから…
酉でもつけときゃよかった
但し書きが足りないとかそういう変更点はないので…
勘違いしてた…
>>146 それはあくまで対象者だから、
「難解でもこれがいいんだバカ野郎!繰り返し読め」
と思う奴はそれを勧めればいいし、
「こういうのが易しいからまずこれ」
と思う奴はそれを勧めればいいよ
「古事記がすでに仏教の影響下にあった!」
とか相当特定イデオロギーに毒されてるんだよね
特に史実関係の人間はそういうのばかり
とにかく日本「固有」とか「伝統」を排除したいから
海外の影響をことさら喧伝したがる
しかも「見られる」とかだいたい曖昧でしょそこらへん
もちろん諸外国から影響を受けたものがゼロだとはまったく思わないが
「海外の影響」を指摘することが必ずしも「『伝統』の排除」に結びつくわけじゃないでしょう。
外的な「影響」のもとに「伝統」を作り上げていくのが普通なんじゃないの?
「海外の影響」を指摘することを「イデオロギーに毒されてる」とみなす君自身は、イデオロギーとは無縁なのかい?
事実より思想に沿うように書いてるからな〜
網野とか川村とか
影響を受けた「もの」に古事記日本書紀が入っていないだけですよ
すべて受けた派って怖いね
まあ「影響関係」の証明なんて困難極まりないものだし「あるといえばある」けど「ないといえばない」としか言えないものであって「はっきりとしたことは言えない」にもかかわらず「どっちかに決めよう」とすると議論は平行線になって当然ほらこんな風に
まあ議論もいいがとりあえず本をあげよう
マッチョ教育をするか適度にいくかが問題だ
まずはマッチョに。挫折した人には再挑戦ルートを。
【マッチョコース】
『近代世界システム』(ウォーラーステイン)を読め
【挫折した人はこちら】
高校の世界史の復習(近代以降を中心に)・『歴史入門』(中公文庫)・『砂糖の歴史』(岩波ジュニア新書)・『知の教科書 ウォーラーステイン 』(講談社選書メチエ)
ここまで読んだら『近代世界システム』に再挑戦
こういうフォーマットでやったら面白いと思うんだけど。
とりあえずの叩き台なので、突っ込みどころ満載だと思うが許してくれ。
仏教でも「聖道門」と「浄土門」ってのがあるよね。
追加。
本のタイトルの横には難易度を(主観でいいので)五段階で表示。
そうすれば、評者がどれくらいの理解力を持った人間なのかを判断する基準にもなる。
『近代世界システム』をレベル1(楽勝)と評価する人がいたら、「ああ自分とは頭のできが違うんだな」と判断すればいい。
評者も「自分が読んだ本」の難易度を判定することになれば、内容に対する理解を問われることになるから、
「テキトーに難しいタイトルを上げてお茶を濁す」なんてこともできなくなる。
まあ、メンドクサイと思うけど。
一つの提案ね。
あんまり挙がってないから、賛否は別にしておいてマルクス
簡易本みたいなのより普通の文庫で
10冊が目安だってのに…
150全部「おすすめ」なのか?
自分の意見はないのか?
まあ本気で150読めという主張なら甘んじて受け入れよう
>>178 ホメロスと聖書以外はずしていいは。
あれだけ読んでもしょうがないは。
柄谷とかどうみても贋物でしょ。
柄谷とかどうみても贋物でしょ。
柄谷とかどうみても贋物でしょ。 柄谷とかどうみても贋物でしょ。
柄谷とかどうみても贋物でしょ。
そもそも柄谷って誰だよw
なんでそいつが筆読書を決めるわけ?
必読書とか他人に読む本教えてもらわなくてもいいわ
或る程度読書した人間が過去を振り返ってあの本は重要だったとか振り返るのは結構だが
最初は自分で手当たり次第読みあさるのがいい
そして何年後かにあの本は重要だったとか振り返ることができるのさ
>>182 写本して読む本のこと。今時なら般若心経なんかだな。
まず10冊挙げといて
付記として「でも最終的には150読むように」くらいでいいんじゃないの
はじめから150じゃいくらなんでも手探りすぎるだろ
文学は作品が重要というのは分かるんだけどさ
科学って言われるものが古典沢山読むのが偉いってなるのはどうなのか
「必読」だからこそ、他人に読む本を教えてもらう必要があるでしょ。
たった10冊なんだから、ウォーラーステインなんて入る余地ないよ。
マルクスすら微妙になってくるんだから。
文学作品に絞った方がよさそうだ。
三島由紀夫『金閣寺』
大江健三郎『個人的な体験』
カフカ『観察』
平野啓一郎『決壊』
高橋文樹『東京守護天使』
@rstsh『胡蝶の繁殖』
「全ての人に当てはまる必読書リスト」なんて無いでしょ。
ある程度は分野を絞らないと。
複数のリストの中から、
自分の興味関心に重なるリストを選ぶものなんじゃない?
2ちゃんを見に来るような人限定なら
>>192は必読だよ
きっと共感を覚えるところが多いと思う
>>195 よう、ゆとり
なんか嫌なことでもあったのか?
三島由紀夫とか太宰とかはある程度読むべきじゃね?
自分に合わなかったら無理に読む必要はないけどね
まあ、ラーベの雀横丁年代記ぐらいは読んどかないと、いざデビューしたときに、豊崎なんちゃらとかいうおっさんに、脇が甘いって言われるんだよ。
皆が思うままに書いて読みたいと思ったら読めばいいんだよな
てことでベタだが三島由紀夫の金閣寺を推す
テーマが漠然とし過ぎてて盛り上がりようが無いんだよね。
マルクスだ三島だ古事記だと思いつきでタイトルを上げたところで「ふーん」でおしまい。
対象者を絞るなりテーマを絞るなりしないと、どうしようもない。
この分野ならコレ、このレベルが難しい人にはコレ、という風に、
ある程度きめ細やかなリストを作るのならわかる。議論のしようもある。
だがそうなると、思いつきではなく頭をひねらないとリストが作れなくなる。
その分野についての深い知識も求められる。
広く浅く「教養」として学んだくらいでは、思いつきのリストしか作れない。
しかも仮に、頭をひねって深く突っ込んだリストを作ったとしても、
その分野を同じように深く理解している人間じゃないと判断のしようも無い。
このスレのテーマ設定だと、
「幅広い分野についての深い知識を備えた人間」が複数存在しなければ機能しづらいことになる。
浅田彰みたいなスーパーマン、普通いないでしょ。
このテーマ設定ではスレが過疎化するのは当然だと思う。
というわけで
>>1 よ、頑張ってくれ。
この板見てる人がどんなのかをアンケートでも取ってみれば?
そういう人に向けて選べばいい
浅田ごときをスーパーマン扱いするようなカスしかいないってわけか
ゆとりの巣窟だな
小説だけでいいじゃない
ドンキホーテとカラマは確定だな
吹き替え映画も翻訳本も嫌いだ
誰が何と言っても別物だ
古い翻訳本なんて2重3重に別物だ〜
文学部っていうと、ただ読んで感想を言えばいいってもんでも無いんでしょ?
思想史とか心理学とか歴史とかさ、周辺も固める必要があるんじゃ…
なんにしても、ご苦労なこったね
西洋哲学でも頻繁に必要とされる
古典数冊と近代思想書も分からないと何も分からんのでは?
東洋哲学は数が膨大すぎるからインド哲学と仏教経典、
論語くらいは読んでると大きいかと
小説だけ読んでもアホのまま
思想書読むにも小説読まなきゃ話になんない
まずは夏目とか太宰を読めば良いじゃん。後は他の有名な作品を読んで文学の知識を増やせばいいんだし。
>>223 分らない言葉があるならコトバンクとかのネット辞書で十分。
ただ国語辞典を読むつもりなら文字の大きいのを選べ。国語辞典の内容に大した差はないからね。
>>223 『ベネッセ表現・読解』『日本語 wordnet』
『例解』『明鏡』『新明解』
『新潮』『大言海』『広辞苑』『広辞林』
『日国』古語辞典漢字・諸外国語辞典系統
だいたい、この四段階の順。たいてい第一段階のベネッセで足りる。
しかし、西洋語辞典のネットの充実振りに比べ、日本語辞典はしょぼい。
斎藤さんの本面白いじゃない。全部じゃないけど、、
この人と故池田晶子氏は読書の楽しさ,大切さを大衆に知らしめた功績大と思うよ。
だめになった日本。もしまさかの復活あるとすればこの人らの本読んだ若者の奮起によるものだと思う。
>>227 池田昌子はなんか…マズイ気がする「14歳からの哲学」読んでみて「ちょっとマテよ」と思った
斎藤さんって、どんな斎藤さん?もたさんの方?それとも孝さんの方?
孝さんの方だったら、本人の著書より、推薦された小説などを読むメソッドがいいと思う
もちろん「始めて読んだ人が行動に移す」ところまでの押しも悪くないが、あと少し…とも思う
「必読」とまで言われるとこんなもんじゃないっすか。
「普通10人中9人ぐらいは読んでるよね」レベルの作品。
罪と罰
変身
異邦人
シュルレアリスム宣言
ライ麦畑でつかまえて
武器よさらば
吾輩は猫である
仮面の告白
砂の女
死者の奢り・飼育
まず一人の作家にハマって、そいつの作品を10冊読む経験が必要
上下巻だったら2冊カウントでいい。鈍器みたいなやつも2冊でいいよ
どんな作家も作風の変遷や、ときに駄作もあると知ればいい
いきなり有名な代表作ばっか10冊つまみ食いしても、文学部以外の意識高い系学生と変わらんよ
『吾輩は猫である』(漱石を読み込んでいるなら『虞美人草』がベター)
『アガサ・クリスティ自伝』クリスティ
『未成年』ドストエフスキー
『畜犬談』太宰治
・・・必読書といわれると難しいね。ただ面白ければいい訳ではないし
ドイツ、オーストリア系はへんに文学より哲学・思想を読むか、
交響曲などで音楽性を学ぶ方が適しているような
じょいとも
僕の考えた最強のアート関連必読書リスト、こんな感じかな。
R・ドーキンス「虹の解体」
D・ホフスタッター「ゲーデル・エッシャー・バッハ」
A・ソーカル「知の欺瞞」
W・J・ミッチェル「シティ・オブ・ビット」
D・キーン「足利義政」
2016年5月26日
ドーキンスは俺も薦めたいけど学術書はここではNGっぽいよ
>>238 そそそそ!
記憶とかいうSFファン、
重度の統合失調症の精神障碍者
リアルキチガイがG.E.B.もくだらないと語っていたぜ
今はもうムー大陸の彼女にまじキモイと言われているしw
死んだほうがよくね?ww
スレチなのにコテを叩いてるお前のがキモイよ
せめて必読書書いてけや
新約旧約聖書、コーラン、仏典……の翻訳は必読だな。
一つの作品なら『カラマーゾフの兄弟』描かれるはずだった続き。
統合失笑症なんて古い偏見捨てちゃえ。病院も断捨分離。
統合失調症(精神分裂病)の症状。
観念同士の論理的な繋がりが分断し支離滅裂な言動に至るという現象が見られる。
>>244さん
だいじょうぶかね? 心療内科とか病院行ってみたら。
とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
たとえ暇つぶしででも、
もし興味ある方は読まれて下さい。
『救済的真理の伝達・証明』
《神・転生の存在の科学的証明》
http://message21.web.fc2.com/index.htm
じゃあ日本の小説で
鴎外 雁
漱石 吾輩は猫である
藤村 破戒
川端 千羽鶴
三島 憂国
公房 燃えつきた地図
大江 死者の奢り
泰淳 富士
龍 限りなく透明に近いブルー
春樹 1973年のピンボール
日本の古典
古事記
万葉集
枕草子
源氏物語
平家物語
徒然草
今昔物語集
太平記
信長公記
日本永代蔵
こんな世の中だ。
おまえら、もう1度、真摯に考えよう!!
なぜ、人や生き物を殺しちゃいけないの????
で、こんなの見つけた。
↓
上松煌(うえまつあきら) 作
★友だちを殺した (なぜ、人を殺してはいけないか)★
http://slib.net/71069
プロフィール ←自殺とかイジメはいけないとかけっこう意識高いぜ。
http://slib.net/a/21610/
題名はちょっと怖いが、
人や生き物を殺してはいけない『3つの理由』がここにある!!
! 海外文学
ゲーテ「若きウェルテルの悩み」
トルストイ「イワン・イリッチの死」
ドストエフスキー「おかしな男の夢」
トーマス・マン「トニオ・クレエゲル」
ヘッセ「知と愛」
ジッド「贋金つかい」
マーク・トウェイン「不思議な少年」
オースティン「自負と偏見」
スウィフト「ガリヴァー旅行記」
アガサ・クリスティ「春にして君を離れ」
思想
「聖書」
アウグスティヌス「告白」
マルクス=アウレリウス「自省録」
プラトン「国家」
マキャベリ「君主論」
デカルト「方法序説」
モンテーニュ「エセー」
パスカル「パンセ」
ショーペンハウアー「意志と表象としての世界」
ヒルティ「幸福論」
日本
吉田兼好「徒然草」
道元「正法眼蔵」
唯円「歎異抄」
夏目漱石「私の個人主義」
西田幾多郎「善の研究」
内村鑑三「余は如何にして基督教徒となりし乎」
有島武郎「惜しみなく愛は奪う」
倉田百三「出家とその弟子」
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」
遠藤周作「沈黙」
心療内科もなつかしいね。市民病院に用事はあるけど、整形リハビリとか。
世界文学 近代以降
バルザック 人間喜劇
トルストイ 戦争と平和
エドガーアランポー モルグ街の殺人
ドストエフスキー カラマーゾフの兄弟
カフカ 審判
ディケンズ 大いなる遺産
マークトウェイン ハックルベリーフィンの冒険
プルースト 失われた時を求めて
ウィリアムフォークナー アブサロムアブサロム
又吉直樹 火花
>>252 マルクスアウレリウスとヒルティとショーペンハウアーはないわ。
アリストテレスとカント、ヘーゲル、マルクスは絶対入るでしょ。
ランキンタクシーと三木どうざんはないわ〜。
フォン ウオルフガング ゲーテは ゲド戦記なんか見ればわかるかもしれないなあ。
『カラマーゾフ』か『罪と罰』
『魔の山』
『戦争と平和』か『アンカレ』
『失われた時をもとめて』
『ドン・キホーテ』
『嵐が丘』
『白鯨』
『チボー家の人々』
『ボヴァリー夫人』
『ゴリオ爺さん』
『白痴』
『嵐が丘』
『忘れられた巨人』
『夜になると鮭は…』
『観光』
『塵に訊け!』
『ブルックリン・フォリーズ』
『ハイペリオン』
『極北』
『流れよわが涙、と警官は言った』
>>252 ヒィルティ説教くさいから大嫌い
モンテーニュの偉大さの足元にも及ばない
思想なら魯迅の評論とレオパルディのオペレッティモラーリを入れたい
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