◾大村智博士、ウィリアム・キャンベル博士、製薬会社の勇気と決断――「3億人を救う薬」はここから生まれた。
「医薬品は利益のためにあるのではない。人々のためにある」――。MSD社創成期の社長ジョージ・W・メルクはこう語る。
・「10万種のバクテリアの中で1つだけ」は、日本のゴルフ場の土から
・「生命の危機にさらされている人々のために」異例づくめの企業決断
・前例のない無償提供へ「人生には、決断しないといけない時がある」
・「医薬品は利益のためにあるのではない。人々のためにある」
https://m.huffingtonpost.jp/2015/12/08/satoshi-omura_n_8746680.html ↓
MSD「会社として合理的では無い。」
◾MSD日本法人、コロナ治療薬の最終治験開始、自宅療養に“ゲームチェンジャー”
2021年4月22日
モルヌピラビルは新型コロナなどコロナウイルスの増殖を阻害するRNAポリメラーゼ阻害剤。白沢副社長によると、感染初期で自宅療養している患者に対する有望な治療薬候補という。P2では、5日間の投与でウイルスが100%消滅するデータを得た。同副社長は、「いわゆるゲームチェンジャーになるかもしれない。かなり高い期待が持てる」と話し、変異株についても「(同剤の)メカニズムから効果が期待できる」との認識を示した。濃厚接触者に予防投与する臨床試験も行う。
新型コロナ治療では、大村智・北里大学特別栄誉教授が発見し、米メルクが製品化した寄生虫病治療薬「イベルメクチン」も注目され、臨床研究などが行われている。白沢副社長は、企業として同剤の開発や薬事申請を考えるかについて「会社としては合理的ではないと判断した」と話し、現時点で開発計画はないことを明らかにした。(化学工業日報)
https://www.chemicaldaily.co.jp/msd日本法人、コロナ治療薬の最終治験開始、/