7月
3万ドル割れのビットコイン、アナリストの見解 | コインデスク・ジャパン
https://www.coindeskjapan.com/116711/ ビットコインは4週間続いたレンジを下抜けし、3万ドルを割った。さらに下落する可能性もある。
ビットコインは5月中旬以降、3万ドル〜4万ドルのレンジで推移して、6月22日には一時3万ドルを割っていた。
当記事執筆時点、ビットコインは29,900ドル前後で取引され、過去1週間で約5%の下落となっている。
「2万2000ドルに向けた大幅な下落を予想している」とスイスに拠点を置くクリプト・ファイナンスのパトリック・ホイザー氏は語った。
オアンダのエドワード・モヤ氏によると、高パフォーマンスの資産に広範なパニック売りが起きており、ビットコインはその最たるものだという。
ビットコインは瞬間的に2万ドルレベルまで下落する可能性があり、「辛抱強く傍観していた多くの機関投資家を引きつけるはず。
(中略)株式市場の下落が大きくなれば、ビットコインとイーサリアムもすぐに大きく下落するだろう」とモヤ氏は述べた。
一方、フェアリード・ストラテジーズの創業者兼マネージング・パートナー、ケイティ・ストックトン氏は、ビットコインの現在の横ばい局面は「中立」で、「上抜けの可能性が下抜けよりも高い」とコメントしている。
バイトツリー・アセット・マネジメントの創業者、チャーリー・モリス氏によると、4月はビットコインネットワークが「非常に活気に満ちていたため、5万ドル超の価格を支えることは難しくなかった」という。
だがこの数週間でネットワークの活動レベルは崩壊したとモリス氏は語る。
「今は、5万ドルよりも1万5000ドルの価格の方が合っている」(モリス氏)