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北海道比例区で落選し、記者の質問に答える新党大地の鈴木宗男代表=23日午前3時2分、札幌市中央区、豊間根功智撮影
比例北海道ブロック(定数8)では、地域政党「新党大地」が議席を得られず、鈴木宗男代表(69)が落選した。
7年ぶりの国政復帰はかなわず、23日未明、札幌市の事務所で、支持者らを前に「有権者の判断を厳粛に受け止めたい」と神妙な表情で語った。
大地を立ち上げた後は2005年と09年の衆院選で当選。
だが10年に受託収賄罪などが確定し、失職した。
収監、公民権停止を経て活動を再開し、選挙戦では「北海道が良くなれば日本が良くなる」と訴えたが、道民の支持は広がらなかった。
一方、長女の貴子氏(31)は自民の比例区で当選した。
今後の政治活動について問われ、
「以前から『生涯政治家』と言っている。この世界、一寸先は闇。衆院の解散がいつあるか、衆参ダブル選挙もありうる。体力の続く限り、愛する北海道のために頑張っていきたい」と話した。
鈴木宗男氏、国政復帰かなわず「体力続く限り、頑張る」
朝日新聞:2017年10月23日10時15分