福岡県警戸畑署は20日、北九州市若松区二島5の自称自営業の男(27)を民事執行法違反(陳述等拒絶)容疑で逮捕した。成人式の衣装の支払いを巡り、裁判所の呼び出しに応じなかったという。
発表によると、男は2022年9月2日、福岡地裁小倉支部から財産の開示義務者として呼び出しを受けたにもかかわらず、正当な理由なく出頭しなかった疑い。「出頭しなければならなかったことは知らなかった」と話している。
同署幹部などによると、男は17年の成人式で「ど派手」衣装を取り扱う店から衣装を借りたが、代金の大半を払わず、小倉簡裁が19年に約23万円の支払いを命じた。その後も払わなかったため、店側が同支部に財産開示手続きを申し立てていたという。
2024/05/21 07:58 読売新聞オンライン
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