中国・海南省に住む男性(58)が睡眠中、鼻の穴からゴキブリが入り込み、気管に詰まって、3日間ひどい口臭が続いた。中国メディア・南海網が先日、報じた。
ある男性が海南医科大学第一附属病院の呼吸器・救命救急内科の外来を訪れた。気管に異物が入っているようで、咳き込み、黄色い痰が止まらず、ひどい口臭がしたためだ。
呼吸器・救命救急科副主任の林玲医師が診察。胸部CTスキャンを実施したところ、影を発見。異物が詰まっていることを示していた。気管支鏡検査を行った。
林医師は「手術中、気管支の中に羽の生えた異物がはっきりと見えました。それは大量の痰に包まれていました。痰を吸い出すと異物が露出しました。それはゴキブリでした」と語る。
男性の気管からゴキブリを取り除き、その部分を何度も洗浄し、痰を除去したため、悪臭は消えた。男性は回復し、翌日退院した。
問診の結果、男性は3日前の夜、就寝中に鼻の穴に虫が入ったような感覚があり、むせたり咳き込んだりしたが、そのまま寝続けてしまったという。その後、咳と黄色い痰が繰り返し出てきて、口の中が激臭で満ちあふれるので病院を訪れた。
林医師は「このような奇妙なケースは非常にまれであるが、異物が詰まっていると感じたら、できるだけ早く医師の診察を受けるように」とアドバイスした。
*ソース記事に摘出物の画像あり、閲覧注意
2024/09/05 14:46 東スポ
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/315652