[2019年3月5日21時36分]
元吉本新喜劇の女優で往年のマドンナ、山田スミ子(本名・山田寿美子)さんが、2月12日に直腸がんのため亡くなっていたことが5日、分かった。所属事務所がこの日夜、発表した。73歳だった。
山田さんは宝塚映画の子役として活動し、吉本新喜劇に入団。故花紀京さんや故岡八郎さん、船場太郎ら、往年の名物俳優とともに“新喜劇の顔”の1人として活躍した。
新喜劇を退団後は、テレビや映画、舞台などに出演していた。
事務所によると、17年に母親が98歳で亡くなるまで「10年間にわたり、女優業と介護を両立させて、満身創痍(そうい)の介護を続けて参りました」と明かし、母親が亡くなった後、体の異変に気づき、病院へ行き、直腸がんの診断を受けたという。
ただ、それも、周囲には知らせず、山田さんは「舞台のお仕事に穴を開けることはできない」と強く望み、闘病しながら仕事は継続してきた。
同事務所によれば「病気のことは周囲に心配をかけたくないということで、親しい方々にもいっさい打ち明けず、身内にも泣き言ひとつ言いませんでした」。ただし、今年に入ってから体調が急激に悪化し、主治医から「あと2〜3カ月の命」との宣告も受けていた。
それでも、山田さんは「最初は落ち込んだけれど、はっきり言われてスッキリした」「私の人生に悔いはない」と受け入れ、その表情は晴れやかだったという。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201903050000923.html
元吉本新喜劇の女優で往年のマドンナ、山田スミ子(本名・山田寿美子)さんが、2月12日に直腸がんのため亡くなっていたことが5日、分かった。所属事務所がこの日夜、発表した。73歳だった。
山田さんは宝塚映画の子役として活動し、吉本新喜劇に入団。故花紀京さんや故岡八郎さん、船場太郎ら、往年の名物俳優とともに“新喜劇の顔”の1人として活躍した。
新喜劇を退団後は、テレビや映画、舞台などに出演していた。
事務所によると、17年に母親が98歳で亡くなるまで「10年間にわたり、女優業と介護を両立させて、満身創痍(そうい)の介護を続けて参りました」と明かし、母親が亡くなった後、体の異変に気づき、病院へ行き、直腸がんの診断を受けたという。
ただ、それも、周囲には知らせず、山田さんは「舞台のお仕事に穴を開けることはできない」と強く望み、闘病しながら仕事は継続してきた。
同事務所によれば「病気のことは周囲に心配をかけたくないということで、親しい方々にもいっさい打ち明けず、身内にも泣き言ひとつ言いませんでした」。ただし、今年に入ってから体調が急激に悪化し、主治医から「あと2〜3カ月の命」との宣告も受けていた。
それでも、山田さんは「最初は落ち込んだけれど、はっきり言われてスッキリした」「私の人生に悔いはない」と受け入れ、その表情は晴れやかだったという。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201903050000923.html