食品卸最大手の三菱食品がシステム開発の失敗を巡り発注先のインテックを提訴した事件の全貌が、
2019年3月4日までに日経 xTECHの独自取材で判明した。
原因はビジネスルール管理システム(BRMS)を利用したEDI(電子データ交換)システムの構築失敗にあった。
損害賠償請求額は127億円と、勘定系システムの開発失敗を巡るスルガ銀行と日本IBMの裁判の当初請求額を上回る。
巨額裁判の行方は、発注側のユーザー企業と受注側のITベンダー双方の注目を集めそうだ。
三菱食品は基幹業務システムの刷新に伴う企業間EDIシステムの構築をインテックに委託したが、そのプロジェクトが頓挫した。
インテックに支払った約30億円、同プロジェクトに関連するインテック以外の企業への支払い分約26億円、
ホストコンピューターの利用期間を延長するために支払う必要が生まれた約70億円を、
プロジェクト頓挫に伴う損害としてインテックに賠償請求している。
全文
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/01732/
2019年3月4日までに日経 xTECHの独自取材で判明した。
原因はビジネスルール管理システム(BRMS)を利用したEDI(電子データ交換)システムの構築失敗にあった。
損害賠償請求額は127億円と、勘定系システムの開発失敗を巡るスルガ銀行と日本IBMの裁判の当初請求額を上回る。
巨額裁判の行方は、発注側のユーザー企業と受注側のITベンダー双方の注目を集めそうだ。
三菱食品は基幹業務システムの刷新に伴う企業間EDIシステムの構築をインテックに委託したが、そのプロジェクトが頓挫した。
インテックに支払った約30億円、同プロジェクトに関連するインテック以外の企業への支払い分約26億円、
ホストコンピューターの利用期間を延長するために支払う必要が生まれた約70億円を、
プロジェクト頓挫に伴う損害としてインテックに賠償請求している。
全文
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/01732/