https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/3/33256.html
2020年02月24日 12時53分
クリュチェフスカヤ山の噴火(KVERT)
23日昼ごろ、カムチャツカ半島最高峰のクリュチェフスカヤ山で爆発的噴火があいつぎ、噴煙の高さが海抜1万メートルを超えた。ロシア科学アカデミーの現地観測所(KVERT)は、引き続き、火口から最大で7000メートル上空に達する噴煙を伴う爆発が起こる可能性があるとして、周辺を通る航空便に火山灰への注意を呼びかけている。
カムチャツカ半島東部にそびえるクリュチェフスカヤ山は、標高4750メートルで、半島だけでなく、ユーラシア大陸最高峰の活火山だ。
東京の航空路火山灰情報センター(VAAC)やKVERTによると、23日昼前に最初の噴火が発生したのち、中規模程度の爆発があいつぎ、火口から溶岩が噴き上がるストロンボリ式噴火も観測された。
この噴火によって、上空5500メートルまで噴煙が上昇し、気象衛星ひまわりによって、東へ84キロまで運ばれるようすが確認されている。KVERTは、噴火活動の活発化によって、今後も火口上空7000メートルまで達する噴煙を伴う爆発が起こる可能性があるとして注意を呼びかけている。
2020年02月24日 12時53分
クリュチェフスカヤ山の噴火(KVERT)
23日昼ごろ、カムチャツカ半島最高峰のクリュチェフスカヤ山で爆発的噴火があいつぎ、噴煙の高さが海抜1万メートルを超えた。ロシア科学アカデミーの現地観測所(KVERT)は、引き続き、火口から最大で7000メートル上空に達する噴煙を伴う爆発が起こる可能性があるとして、周辺を通る航空便に火山灰への注意を呼びかけている。
カムチャツカ半島東部にそびえるクリュチェフスカヤ山は、標高4750メートルで、半島だけでなく、ユーラシア大陸最高峰の活火山だ。
東京の航空路火山灰情報センター(VAAC)やKVERTによると、23日昼前に最初の噴火が発生したのち、中規模程度の爆発があいつぎ、火口から溶岩が噴き上がるストロンボリ式噴火も観測された。
この噴火によって、上空5500メートルまで噴煙が上昇し、気象衛星ひまわりによって、東へ84キロまで運ばれるようすが確認されている。KVERTは、噴火活動の活発化によって、今後も火口上空7000メートルまで達する噴煙を伴う爆発が起こる可能性があるとして注意を呼びかけている。