https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/040/021000c
毎日新聞2020年3月24日 08時59分(最終更新 3月24日 08時59分)
昨年の台風19号による被害から復旧した区間を走る三陸鉄道の記念列車=岩手県山田町で2020年3月20日午後0時58分、喜屋武真之介撮影
三陸鉄道は23日、盛岡市内で取締役会を開き、2019年度の決算見通しを報告した。県と沿線自治体からの補助金により、最終(当期)損益は4年ぶりに黒字となる1億3263万円を計上した。
三鉄によると、リアス線が開通した19年3月以降、乗車人数は10万人前後と好調だった。しかし同年10月の台風19号で被災し、一時は7割の区間が不通になった。乗車人数は約半分に落ち込み、運賃収入も減少した。
中村一郎社長は「多くの人に利用してもらう取り組みが必要だ。台風でどん底に突き落とされたが、全線再開も果たしたので、来年度につなげたい」と話した。【小鍜冶孝志】
毎日新聞2020年3月24日 08時59分(最終更新 3月24日 08時59分)
昨年の台風19号による被害から復旧した区間を走る三陸鉄道の記念列車=岩手県山田町で2020年3月20日午後0時58分、喜屋武真之介撮影
三陸鉄道は23日、盛岡市内で取締役会を開き、2019年度の決算見通しを報告した。県と沿線自治体からの補助金により、最終(当期)損益は4年ぶりに黒字となる1億3263万円を計上した。
三鉄によると、リアス線が開通した19年3月以降、乗車人数は10万人前後と好調だった。しかし同年10月の台風19号で被災し、一時は7割の区間が不通になった。乗車人数は約半分に落ち込み、運賃収入も減少した。
中村一郎社長は「多くの人に利用してもらう取り組みが必要だ。台風でどん底に突き落とされたが、全線再開も果たしたので、来年度につなげたい」と話した。【小鍜冶孝志】