https://www.jiji.com/jc/article?k=2020060600211
2020年06月06日07時28分
ロシア北極圏の都市ノリリスク近郊で、流出した燃料が流れ込んだアンバルナヤ川=ロシア海洋救助局が3日提供(AFP時事)
【モスクワ時事】ロシアの北極圏にある都市ノリリスク近郊で大量の燃料が流出し、近隣の河川に流れ込んだ事故で、燃料の回収作業などに100億ルーブル(約160億円)以上を要することが5日、明らかになった。
事故を起こした企業の親会社であるロシアの金属大手ノリリスク・ニッケルの社長がプーチン大統領に報告した。回収作業などの費用は同社が負担する。
事故は5月29日に発生。ノリリスク・ニッケルの子会社が運営する発電所の燃料貯蔵施設が破損し、約2万トンのディーゼル燃料が流出した。政府への事故報告が遅れたために被害が拡大したとみられ、政府は3日に非常事態を宣言した。
地球温暖化の影響で永久凍土の地盤が緩んだ結果、施設の破損が起きたとされ、検察当局は5日、同様の地盤に建設された施設の総点検を指示した。環境保護団体グリーンピースは「北極圏でこのような大規模事故が起きたのは初めて」と指摘しており、深刻な環境汚染が懸念されている。
■関連
ロシア北極圏、燃料2万トンが流出 プーチン大統領が非常事態宣言 [ひよこ★]
http://2chb.net/r/editorialplus/1591249743/
2020年06月06日07時28分
ロシア北極圏の都市ノリリスク近郊で、流出した燃料が流れ込んだアンバルナヤ川=ロシア海洋救助局が3日提供(AFP時事)
【モスクワ時事】ロシアの北極圏にある都市ノリリスク近郊で大量の燃料が流出し、近隣の河川に流れ込んだ事故で、燃料の回収作業などに100億ルーブル(約160億円)以上を要することが5日、明らかになった。
事故を起こした企業の親会社であるロシアの金属大手ノリリスク・ニッケルの社長がプーチン大統領に報告した。回収作業などの費用は同社が負担する。
事故は5月29日に発生。ノリリスク・ニッケルの子会社が運営する発電所の燃料貯蔵施設が破損し、約2万トンのディーゼル燃料が流出した。政府への事故報告が遅れたために被害が拡大したとみられ、政府は3日に非常事態を宣言した。
地球温暖化の影響で永久凍土の地盤が緩んだ結果、施設の破損が起きたとされ、検察当局は5日、同様の地盤に建設された施設の総点検を指示した。環境保護団体グリーンピースは「北極圏でこのような大規模事故が起きたのは初めて」と指摘しており、深刻な環境汚染が懸念されている。
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