https://www.sankei.com/life/news/200620/lif2006200026-n1.html
2020.6.20 18:16
富山市ファミリーパークで飼育されていたツシマヤマネコの雌ナオ(同パーク提供)
富山市ファミリーパークは20日、国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されているツシマヤマネコの雌ナオが19日に死んだと発表した。死因は胃腸炎で、17歳1カ月だった。
ナオは平成15年に福岡市動物園で生まれた。よこはま動物園ズーラシアなどでの飼育を経て25年に富山市ファミリーパークに移った。貧血などの症状がみられたため30年末から動物病院に入院し治療を続けていた。
ファミリーパークの担当者は「心配の声が多数寄せられていた。愛されていたと感じる」と話した。同パークでは他に14歳の雄1匹が飼育されている。
野生のツシマヤマネコは長崎・対馬にだけ生息している。国内9施設と環境省が協力し、繁殖事業に取り組んでいる。
2020.6.20 18:16
富山市ファミリーパークで飼育されていたツシマヤマネコの雌ナオ(同パーク提供)
富山市ファミリーパークは20日、国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されているツシマヤマネコの雌ナオが19日に死んだと発表した。死因は胃腸炎で、17歳1カ月だった。
ナオは平成15年に福岡市動物園で生まれた。よこはま動物園ズーラシアなどでの飼育を経て25年に富山市ファミリーパークに移った。貧血などの症状がみられたため30年末から動物病院に入院し治療を続けていた。
ファミリーパークの担当者は「心配の声が多数寄せられていた。愛されていたと感じる」と話した。同パークでは他に14歳の雄1匹が飼育されている。
野生のツシマヤマネコは長崎・対馬にだけ生息している。国内9施設と環境省が協力し、繁殖事業に取り組んでいる。