https://mainichi.jp/articles/20200712/k00/00m/020/024000c
毎日新聞2020年7月12日 09時16分(最終更新 7月12日 09時39分)
漁獲した花咲ガニを岸壁で水揚げする漁業者=北海道根室市の花咲港で2020年7月11日午前6時47分、本間浩昭撮影
北海道根室半島沿岸の花咲ガニかご漁が解禁され、漁船9隻が11日、根室市の花咲港に約3トンを初水揚げした。
第15美沙緒丸(4・9トン)の佐藤洋一船長(70)は「海がしけなければカニは動き出さない。(新型コロナの影響で)値段も安いだろう」とさえない表情だった。雌の競り値は前年比約4割安の1キロ2646円だった。
今年の漁獲許容量は太平洋側とオホーツク海側を合わせて186・81トン(雄180・95トン、雌5・86トン)。昨年の水揚げ量は、前年比28%減の81・5トンで最盛期の5分の1程度まで落ち込んでいる。このため、今年も雄30%、雌50%の漁獲を抑制する。【本間浩昭】
毎日新聞2020年7月12日 09時16分(最終更新 7月12日 09時39分)
漁獲した花咲ガニを岸壁で水揚げする漁業者=北海道根室市の花咲港で2020年7月11日午前6時47分、本間浩昭撮影
北海道根室半島沿岸の花咲ガニかご漁が解禁され、漁船9隻が11日、根室市の花咲港に約3トンを初水揚げした。
第15美沙緒丸(4・9トン)の佐藤洋一船長(70)は「海がしけなければカニは動き出さない。(新型コロナの影響で)値段も安いだろう」とさえない表情だった。雌の競り値は前年比約4割安の1キロ2646円だった。
今年の漁獲許容量は太平洋側とオホーツク海側を合わせて186・81トン(雄180・95トン、雌5・86トン)。昨年の水揚げ量は、前年比28%減の81・5トンで最盛期の5分の1程度まで落ち込んでいる。このため、今年も雄30%、雌50%の漁獲を抑制する。【本間浩昭】