台湾の総統府は、民主化に尽力し先月亡くなった李登輝元総統の告別式を来月19日に行うことを明らかにしました。
台湾で初めての直接投票による総統選挙を実現させるなど、民主化に尽力した李登輝元総統は先月30日、97歳で亡くなりました。
台湾の総統府は19日、李元総統の告別式を来月19日に北部・新北市にあるキリスト教系大学の礼拝堂で行い、10月7日に軍の墓地に埋葬すると発表しました。
告別式には家族や友人のほか、蔡英文総統も出席するということです。
また、礼拝堂の近くに一般向けの会場を設けて告別式の中継映像を流すということです。
台北市中心部に設けられていた追悼施設には4万人を超える市民らが訪れたということで、告別式にも大勢の人々が集まることが予想されます。
また総統府は海外からの弔問についてはまだ決まっておらず、今後外交部などと調整するとしていて、海外から誰が弔問に訪れるかに関心が集まっています。
NHKニュース
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