https://mainichi.jp/articles/20200823/k00/00m/040/056000c
毎日新聞2020年8月23日 13時17分(最終更新 8月23日 14時03分)
5年ぶりにふ化したオオベソオウムガイの赤ちゃん=鳥羽水族館提供
鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽3)は、生きている化石とされるオオベソオウムガイの赤ちゃんが誕生したと発表した。
同水族館によると、2019年7月にラグーン水族館から譲渡されたメスのオオベソオウムガイが同年10月に産卵。20年8月1日にふ化した。殻の直径は2・5センチ程度で、性別は不明。水槽の壁にくっつきじっとしていることが多いが、元気だという。
オオベソオウムガイは、ニューカレドニア周辺の海域のみに生息する。これまでに62個のふ化に成功したが、いずれも生存しておらず、今回、5年ぶりのふ化となった。学芸員の森滝丈也さん(50)は「成体するまで育てたい」と話している。【林一茂】
毎日新聞2020年8月23日 13時17分(最終更新 8月23日 14時03分)
5年ぶりにふ化したオオベソオウムガイの赤ちゃん=鳥羽水族館提供
鳥羽水族館(三重県鳥羽市鳥羽3)は、生きている化石とされるオオベソオウムガイの赤ちゃんが誕生したと発表した。
同水族館によると、2019年7月にラグーン水族館から譲渡されたメスのオオベソオウムガイが同年10月に産卵。20年8月1日にふ化した。殻の直径は2・5センチ程度で、性別は不明。水槽の壁にくっつきじっとしていることが多いが、元気だという。
オオベソオウムガイは、ニューカレドニア周辺の海域のみに生息する。これまでに62個のふ化に成功したが、いずれも生存しておらず、今回、5年ぶりのふ化となった。学芸員の森滝丈也さん(50)は「成体するまで育てたい」と話している。【林一茂】