https://www.sankei.com/life/news/201016/lif2010160035-n1.html
2020.10.16 17:35
鳥羽水族館が日本で初めて繁殖に成功したイヌガエルの子ガエル(同水族館提供)
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は16日、犬のように「ワン!」と鳴くカエル「イヌガエル」(仮称)の繁殖に日本で初めて成功し、一般公開を始めたと発表した。台湾の専門家から譲り受けた16匹を飼育していたところ、7月に産卵を確認、8月下旬に体長約2〜3センチの子ガエルに成長した。
イヌガエルは、背中が茶色く腹部が白いアカガエル科で、体長約8センチ。中国南部や台湾などの湿地帯に生息している。日本では唯一、鳥羽水族館が平成25年から飼育展示している。
三谷伸也飼育研究部長(53)は「気温の変化など生息環境を再現することに気を付けた。これまでの飼育経験が今回の繁殖につながった」と話した。
同水族館は、繁殖に成功した10匹を「奇跡の森ゾーン」で一般公開している。初夏の繁殖期以外はあまり鳴かないといい、担当者は「運が良ければ本物の犬のような鳴き声を聞くことができる」と話した。
2020.10.16 17:35
鳥羽水族館が日本で初めて繁殖に成功したイヌガエルの子ガエル(同水族館提供)
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は16日、犬のように「ワン!」と鳴くカエル「イヌガエル」(仮称)の繁殖に日本で初めて成功し、一般公開を始めたと発表した。台湾の専門家から譲り受けた16匹を飼育していたところ、7月に産卵を確認、8月下旬に体長約2〜3センチの子ガエルに成長した。
イヌガエルは、背中が茶色く腹部が白いアカガエル科で、体長約8センチ。中国南部や台湾などの湿地帯に生息している。日本では唯一、鳥羽水族館が平成25年から飼育展示している。
三谷伸也飼育研究部長(53)は「気温の変化など生息環境を再現することに気を付けた。これまでの飼育経験が今回の繁殖につながった」と話した。
同水族館は、繁殖に成功した10匹を「奇跡の森ゾーン」で一般公開している。初夏の繁殖期以外はあまり鳴かないといい、担当者は「運が良ければ本物の犬のような鳴き声を聞くことができる」と話した。