https://www.sankei.com/life/news/210421/lif2104210042-n1.html
2021.4.21 18:00
海上保安庁の実証実験で使用された、大型無人航空機シーガーディアン=2020年10月、青森県八戸市の八戸飛行場
海上保安庁の奥島高弘長官は21日の定例記者会見で、昨秋に実証実験した無線で遠隔操縦する大型無人航空機について「海上保安業務に十分活用でき、より効果的、効率的に遂行できるとの結論に達した」と述べ、導入に向けた検討を本格化する意向を示した。
海保によると、実証実験などの結果、一定の訓練を積めば海上保安官が十分操縦でき、遠隔操作でも繊細なコントロールが可能であると認められた。他の航空機が近づくと自動回避する安全性能や映像伝送の精度も確認できた。
今後は既存の有人航空機との業務分担や、導入規模などを検討する。現状では、導入する無人航空機の種類や導入時期、予算の規模などは決まっていないとしている。
実証実験は昨年10〜11月、青森県八戸市の八戸飛行場を拠点に実施した。予算は約9億円。
2021.4.21 18:00
海上保安庁の実証実験で使用された、大型無人航空機シーガーディアン=2020年10月、青森県八戸市の八戸飛行場
海上保安庁の奥島高弘長官は21日の定例記者会見で、昨秋に実証実験した無線で遠隔操縦する大型無人航空機について「海上保安業務に十分活用でき、より効果的、効率的に遂行できるとの結論に達した」と述べ、導入に向けた検討を本格化する意向を示した。
海保によると、実証実験などの結果、一定の訓練を積めば海上保安官が十分操縦でき、遠隔操作でも繊細なコントロールが可能であると認められた。他の航空機が近づくと自動回避する安全性能や映像伝送の精度も確認できた。
今後は既存の有人航空機との業務分担や、導入規模などを検討する。現状では、導入する無人航空機の種類や導入時期、予算の規模などは決まっていないとしている。
実証実験は昨年10〜11月、青森県八戸市の八戸飛行場を拠点に実施した。予算は約9億円。