0001ひよこ ★ [US]
2022/01/06(木) 16:24:08.98ID:HH3Ot5iS9毎日新聞 2022/1/6 15:38(最終更新 1/6 16:15) 427文字
勝田州彦被告に無期懲役の判決が言い渡された岡山地裁の法廷=代表撮影
岡山県津山市で2004年、小学3年の女児(当時9歳)を殺害したとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた無職、勝田州彦(くにひこ)被告(43)の裁判員裁判で、岡山地裁(倉成章裁判長)は6日、求刑通り無期懲役を言い渡した。
被告は捜査段階で一時殺害を認めたが、公判では「うそで話をでっち上げた」と無罪を主張。事件では、凶器の刃物や被告に結びつく指紋、DNAなどの物証が見つかっておらず、捜査段階の「自白」の信用性が争点となっていた。
検察側は、勝田被告が自白した際の取り調べ映像を証拠請求したが、地裁に認められなかった。このため、公判では取り調べのやりとりを書き起こした書面を読み上げたり、静止画を提示したりする異例の対応を取った。その上で自白には迫真性があり、信用できると主張した。
一方、弁護側は自白について、取調官の誘導や事件を報じたテレビ番組などの影響を指摘。女児が発見された際の状況などとも矛盾し、信用できないと主張していた。【岩本一希】