水戸市は来年1月と2月の2カ月間、国土交通省と連携し、タクシーの運賃を割り引く実証実験を一部地域で実施する。
昼間の時間帯に市がタクシーを時間制で借り上げ、路線バスなどの運行が少ない地域に配車、低運賃で利用できるようにする。
タクシー事業者の経営環境が厳しさを増す中、稼働率が低い日中の効果的な活用を探るほか、
公共交通の“空白地”での市民の移動手段確保に向け、有効か否かを検証していく。
実証実験は国交省の「タクシー革新プラン2016」に基づき、全国で水戸市が初めて実施。
実験結果は、国と市、事業者などが移動手段としての有効性や経済効果、
今後の運行計画、サービス向上、住民ニーズの把握などを分析し、検証する。
実験は、タクシー利用が少ない午前10時ごろから午後4時ごろまでの約6時間、市が事業者からタクシー2台を借り上げて実施。
借り上げ料金のうち5割は事業者が負担し、残りの5割を市と利用者が負担する。
運賃は距離にかかわらず、1回千円とする計画だ。
タクシーは来年1、2月の2カ月間、毎日運行する。
市は対象地域として国田地区(上国井町、下国井町、田谷町)を想定。
借り上げたタクシーは国田市民センターに待機させ、利用者が指定の事業者に電話で予約し、同センターから配車する仕組み。
利用できる区間は自宅とバス停などの交通結節点、商業施設、病院、公共施設、金融機関などの往復に制限する予定。
隣接市町のかかりつけ医などへの往復は利用できる。
同地区は4月1日現在、65歳以上の人口が約900人で、高齢化率は市全体を11ポイント上回る35・7%に上る。
市は同地区を路線バスの運行数が少ない半面、公共交通の必要性が高い地域と位置付け、実証実験の場に選定した。
県ハイヤー・タクシー協会の鬼沢秀通専務理事は
「国には2年前から閑散時間帯のタクシー活用策を提言してきた。
(実証実験により)タクシーを低運賃で利用できることをアピールし、
身近に感じてもらうことで需要喚起やサービス向上につなげていきたい」と話している。
以下ソース:茨城新聞 2016年11月17日(木)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14793156840011
昼間の時間帯に市がタクシーを時間制で借り上げ、路線バスなどの運行が少ない地域に配車、低運賃で利用できるようにする。
タクシー事業者の経営環境が厳しさを増す中、稼働率が低い日中の効果的な活用を探るほか、
公共交通の“空白地”での市民の移動手段確保に向け、有効か否かを検証していく。
実証実験は国交省の「タクシー革新プラン2016」に基づき、全国で水戸市が初めて実施。
実験結果は、国と市、事業者などが移動手段としての有効性や経済効果、
今後の運行計画、サービス向上、住民ニーズの把握などを分析し、検証する。
実験は、タクシー利用が少ない午前10時ごろから午後4時ごろまでの約6時間、市が事業者からタクシー2台を借り上げて実施。
借り上げ料金のうち5割は事業者が負担し、残りの5割を市と利用者が負担する。
運賃は距離にかかわらず、1回千円とする計画だ。
タクシーは来年1、2月の2カ月間、毎日運行する。
市は対象地域として国田地区(上国井町、下国井町、田谷町)を想定。
借り上げたタクシーは国田市民センターに待機させ、利用者が指定の事業者に電話で予約し、同センターから配車する仕組み。
利用できる区間は自宅とバス停などの交通結節点、商業施設、病院、公共施設、金融機関などの往復に制限する予定。
隣接市町のかかりつけ医などへの往復は利用できる。
同地区は4月1日現在、65歳以上の人口が約900人で、高齢化率は市全体を11ポイント上回る35・7%に上る。
市は同地区を路線バスの運行数が少ない半面、公共交通の必要性が高い地域と位置付け、実証実験の場に選定した。
県ハイヤー・タクシー協会の鬼沢秀通専務理事は
「国には2年前から閑散時間帯のタクシー活用策を提言してきた。
(実証実験により)タクシーを低運賃で利用できることをアピールし、
身近に感じてもらうことで需要喚起やサービス向上につなげていきたい」と話している。
以下ソース:茨城新聞 2016年11月17日(木)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14793156840011