沖縄県八重山地域が生息北限の海草ウミショウブが開花の時期を迎えている。
25日は石垣島北部の海岸に白い雄花が多数漂着した。
強い日差しの下、海原に広がった無数の白い点がやがて吹きだまりで積み上がり、幻想的な光景が見られた。
トチカガミ科ウミショウブ属に分類される海草で、環境省のレッドリストで絶滅危惧種2類に指定されている。
受粉が特徴で、大潮の干潮時、3ミリほどの雪だるまのような雄花が水中から放出され、風に吹かれ水面を走りだす。
この日、放たれた雄花は雌花に向かって流れたが、ほとんど海岸に蓄積。
哀れなのは、これ以上、漂流してもその先に雌花は存在しないこと。
沈まぬ限り、風に乗って移動し続ける雄花の物悲しさがあった。
写真:海を真っ白に染めるウミショウブの雄花
以下ソース:沖縄タイムス 2017年6月30日 15:07
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/106935
25日は石垣島北部の海岸に白い雄花が多数漂着した。
強い日差しの下、海原に広がった無数の白い点がやがて吹きだまりで積み上がり、幻想的な光景が見られた。
トチカガミ科ウミショウブ属に分類される海草で、環境省のレッドリストで絶滅危惧種2類に指定されている。
受粉が特徴で、大潮の干潮時、3ミリほどの雪だるまのような雄花が水中から放出され、風に吹かれ水面を走りだす。
この日、放たれた雄花は雌花に向かって流れたが、ほとんど海岸に蓄積。
哀れなのは、これ以上、漂流してもその先に雌花は存在しないこと。
沈まぬ限り、風に乗って移動し続ける雄花の物悲しさがあった。
写真:海を真っ白に染めるウミショウブの雄花
以下ソース:沖縄タイムス 2017年6月30日 15:07
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/106935