2018年6月1日 21時07分
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改修工事が始まった札幌市時計台(1日、札幌市中央区で)
札幌市は1日、同市中央区の観光名所「札幌市時計台」の屋根や壁の改修工事を始めた。
大規模な工事は20年ぶりで、10月末まで行われる。
時計台は7月上旬には保護シートに覆われて外から見えなくなる。同市では、シートに時計台の実物大写真をプリントし、観光客に記念撮影などを楽しんでもらう趣向だ。
時計台は1878年(明治11年)、北海道大の前身「札幌農学校」の演武場として建てられた。1970年に国指定重要文化財となり、最近では年間約20万人の入館者を集めている。
95〜98年以来となる今回の工事では、積雪などで劣化した部材を交換し、屋根や壁を塗装し直す。1日から資材が搬入され、足場の設営などが行われた後、保護シートが張り巡らされる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180601-OYT1T50107.html