北海道東部の別海町野付(べつかいちょうのつけ)地区です。
最盛期を迎えた秋サケ漁。例年であれば浜は活気づいているはずですが、2020年は状況が違います。
秋サケ漁は壊滅的...
漁師:「不漁、不漁、不漁。もう終わり」
Q:「極端に悪い?」
漁師:「2019年の3分の1、4分の1。定置網漁では食べていけないかも」
北海道内の2020年の秋サケの水揚げは1274万匹。過去最悪レベルの2019年とほぼ同じ水準です。
特に別海町・野付地区では、2019年のわずか36パーセントと壊滅的な状況になっています。
さらに影響はこんなところにも。
サケのふ化放流事業を行う北海道標津町
北海道東部の標津町で行われている、サケのふ化放流事業の現場です。
数年後を見据え親サケを捕獲し稚魚を放流していますが、2020年はサケの遡上が極端に少なくなっています。
過去最悪レベルと同じ水準になるのか…
根室管内さけ・ます増殖事業協会 事業部 平澤 勝秋 統括部長:「(記録的不漁の)平成29年と類似したような形となっているので、最終的にはそこと同じような水準になるのかなと。4年後につながる卵の採取だが、漁業者の水揚げが伸びず経営が厳しい状況なので、なかなか卵の採取のことだけを考えるわけにもいかない状況」
今後もサケの遡上が少なければ他の地域から卵をわけてもらったり、遡上を増やすために漁業者への水揚げ規制を行ったりする可能性もあり、厳しい状況が続きます。
不漁の影響で生の筋子の価格高騰が続いているんです
続きはソース元にて
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=15678