ついでに言えば1/80 16.5mmはHOではありません
あらためて書きますが、『16番』 は 1/80・16.5mmだけではありません。
1/87・16.5mmも 『16番』 です。
『16番』 は、1/80(単一縮尺)の意味は持っていません。
よく居るんだな、1/87・16.5mmを『HO』、1/80・16.5mmを『16番』と呼び分ける人。
どっちも『16番』だっつーの!!
G=16.5mmの線路の上で、1/80・16.5mmの日本型(16番ゲージ)を走らせた
同じ線路の上で、1/87・16.5mmの欧米型(これも16番ゲージ)をも愉しめる。
だから、同じゲージは同じカテゴリーに纏めたほうが解りやすい、とも云える。
16番なのに「HOゲージ」とか言いたがる奴がダメなんじゃね
そもそもここは「16番ゲージ」の名称論のスレだからね。
16番ゲージが大好きな人だけが集まるスレですよ♪
あらためて書きますが、『16番』 は 1/80・16.5mmだけではありません。
1/87・16.5mmも 『16番』 です。
『16番』 は、1/80(単一縮尺)の意味は持っていません。
@16番米国型の規則は、
ゲージ16.5mm、車体1/87です。
だから実物が、
6ft.ゲージ(1830mm)の場合、 1/111ゲージの内股になります。
4ft. 8.5in.ゲージ(1435mm)の場合、 1/87ゲージの縮尺股になります。
3ft.ゲージ(915mm)の場合、 1/55ゲージの蟹股になります。
6ft.ゲージ(610mm)の場合、 1/37ゲージのウルトラ蟹股になります。
だから16番米国型は広軌から狭軌軽便まで、内股からウルトラ蟹股まで、
同一線路で走らす事が出来るという、素晴らしい特長があります。
これに対して
AHO米国型の規則は、
ゲージ1/87、車体1/87です。
だから、広軌から狭軌軽便まで、内股からウルトラ蟹股まで、
同一線路で走らす事が出来るという、素晴らしい特長がありません。
以上で解るように、
16番米国型と、HO米国型は、まったく別の模型です。
もし、ジョン・アレン氏がHOでなく、16番で自分の精密レイアウトを作っていたら、
その狭軌線区間は10.5mmではなく、16.5mmゲージで作ったはずです。
まあ、そんな蟹股ラバーのヘソ曲がり米国人はほとんど居ないと思いますけどね。
16番日本型の規則は、
ゲージ16.5mm、車体1/80です。
だから実物が、
4ft. 8.5in.ゲージ(1435mm)の場合、 1/87ゲージのやや内股になります。
3.5ft.ゲージ(1067mm)の場合、 1/65ゲージの蟹股になります。
2ft.ゲージ(610mm)の場合、 1/37ゲージのウルトラ蟹股になります。
だから16番日本型は広軌から狭軌軽便まで、内股からウルトラ蟹股まで、
同一線路で走らす事が出来るという、素晴らしい特長があります。
但し16番日本型には例外規則があるので、複雑です。
それは即ち、
新幹線だけはゲージ16.5mm、車体1/87で作る、という事です。
だから、新幹線の駅舎も、新幹線の乗客も、新幹線の橋脚も、
16番は、1/80ではなく、1/87で作らなければなりません。
新幹線と在来線が同居する駅舎は1/80で作るのか、1/87で作るのか、
或いは中を取って1/83.5のアヤフヤ縮尺で作るのか、は今の所決まっていないと思います。
但し情景付きレイアウトでなく、ベニヤ板に線路打ちつけた程度の、
クルクル回しなら、これらは、障害とはなりません。
むしろ鉄模趣味を利用して友達を作りたいという淋しがり屋さんには有利です。
そして新幹線も木曽森林鉄道も、(勿論ビッグボーイも)、仲良くゴッチャにして同一線路を走れる、
という美点の方は中々大切なんでしょう。
16番欧州大陸型の規則は、 明文化されてません。多分規則も無いのでしょう。
16番を最も熱心に推進していた機芸社は、
1950年代から1960年代初期まで大部分が1/80の"スタイルブック"なる、
かなり精緻な図面集を毎年発行してました。
大部分の日本型は1/80(従ってその内の大部分は13mmゲージ図)で、
米国型は1/87であり、英国型は多分1/76だと思います。
そして問題の欧州大陸型は、ドイツ型やフランス型が1/85です。
これを見るに、当時16番を推進していた機芸社は、
独仏型16番は、日本より少し大きく、米国型より少し小さいから、
1/85が適当だと場当たり的にに勘案していたんじゃないでしょうか。
いずれにせよ、明文化はされていないと思います。
そして今日では、いつの間にか、16番欧州大陸型は1/87が主流なんじゃないでしょうか。
この間の情勢変化について、機芸社は、ダンマリ勝ちです。
鈴木老いぼれg3は認知症なので
信用しないようにしましょう。
16番英国型の規則は、
ゲージ16.5mm、車体1/76です。
だから実物が、
7ft. 0.5in.ゲージ(2148mm)の場合、 1/130ゲージの強烈トンデモ内股になります。
4ft. 8.5in.ゲージ(1435mm)の場合、 1/87ゲージのやや内股になります。
3.5ft.ゲージ(1067mm)の場合、 1/65ゲージの蟹股になります。
どこかのスレに「英国には広軌はなかった」とか言ってた人がいましたが、
19c.末期まで、2148mmゲージはブルネルゲージとして南部の幹線にありました。
英国国会でのゲージ論争で、
1435mmゲージは2148mmゲージよりナローなので「ナローゲージ」と呼ばれてました。
鉄道開通時の日本は、英国機の輸入ばかりだったのですが、
英国メーカー、バルカンファンドリーやピーコックとかは、輸出が主力だったので、
日本向け機とほとんど同型の機関車を、世界中の後進国にバラマキ輸出していたと思われます。
それらの国の鉄模を「全部1/80で作れ」、とも言えないでしょう。
世界市場で最初に優勢だった英国製輸出機は1/76で作るのかね?
世界市場でその後に優勢だった米国製輸出機は1/87で作るのかね?
例えばケニヤあたりの英国製ガーラット機は、16番では何分の一で作るのかね?
16番鮮満型の規則は、
ゲージ16.5mm、車体1/90です。
これも謎の16番規則ですね。
まず満州だが、満州の最大幹線は東支鉄道であり、これは
16番規則制定のちょっと前までロシアンゲージ(1524m)だった。
16番規則制定時には既に1435mmだったが、一般通念で1524mmが浸透していたから、
1/90になったのか?
或いはロシア製の機関車は高さが異常に高いから1/90にしたのか?
勿論東支鉄道の南満州支線はもっと早くから1435mmだったし、
満州と云えども、軽便の狭軌はおそらく在ったと思います。
これらは一括して1/90です。
次に朝鮮だが、
初期の幹線は762mmが多かった。
16番規則制定時は1435mm化が進んでいたが、依然として762mm本線もかなりあったはず。
日本メーカーも762mmの本線用機関車を生産していた。
朝鮮幹線は
1435mmの場合、車体1/90、ゲージ1/87の僅かに内股
762mmの場合、車体1/90、ゲージ1/46のブッタマゲ蟹股
です。
鈴木モーロクg3は認知症なので
信用しないようにしましょう。
老いぼれ鈴木g3は認知症なので
信用しないようにしましょう。
MRには1/50とか、なんかよくわかんなき縮尺の
車輛だかストラクチャーの図面もあったのような。