http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/021400099/051000011/?P=2
――ゲーム『妖怪ウォッチ3』は、『スシ/テンプラ/スキヤキ』の3タイトルを合計して、200万本以上の売り上げという結果になりました。
日野: やっぱり『妖怪ウォッチ2』(2014年7月)のころよりは、だいぶ落ちついているというのが正直なところですね。
関連商品の売り上げもそれに伴っています。要因は1つで、『妖怪ウォッチ2』の大ブームのときは、
小学生だけでなく、もっと上の人たちまで購入者層が広がっていました。
それが、時間がたつにつれ、子供向けコンテンツというイメージになってきている。
200万本はゲームとしては十分ヒットしているといえる数字ですが、今後もゲームをビジネスとしてやっていくには、その上の層をしっかり取り返さなければならないなと、いろいろ考えているところです。
――コンテンツとしては完全に定番化しています。
日野: そうですね。ただ僕は、定番化や安定収益化にはあまり価値を見い出していないんです。
おかげさまでテレビアニメの視聴率は好調なのですが、ゲームも売っていかないといけないわけですから、
毎回違う面白いことをしてソフトや商品を買いたいと思ってもらわないと。
だから『妖怪ウォッチ4』は、いろいろ趣向を凝らしたものにしなきゃいけないと考えているところですね。
今年公開の映画から、新しい流れが始まるはずです。