『METAL GEAR SURVIVE』是角プロデューサーインタビュー。新スタイルの『メタルギア』が明らかに
http://dengekionline.com/elem/000/001/649/1649034/
――改めて『METAL GEAR SURVIVE(MGV)』の企画を立ち上げられた経緯について教えてください。
是角有二氏(以下、敬称略):『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN(MGSV:TPP)』ではストーリーと同時に、システムやアクション性についてもたくさんのユーザーによろこんでいただけました。
その評判のよかった部分を使って、何か新しい遊びを作れないか? ということで、ゲーム部分を特化させた企画として始まったのが発端になります。
これまでにも本編のシステムを利用してオンラインによるマルチ対戦が楽しめる『METAL GEAR ONLINE(MGO)』など、新しい遊びを提案してきた経緯がありますので、そういう位置づけで考えていきました。
――2016年8月にドイツで開催されたgamescomで初めて発表した当初、旧来の『メタルギア』ファンからは否定的な意見も多かったと思いますが、どのように受け止められていましたか?
是角:発表当時は『メタルギア』シリーズの世界観とストーリーを継承した最新作という捉え方をされてしまい、ファンのみなさまやお客さまを混乱させてしまいました。
ただそのあとカナダで、ゲームが大好きなユーザーを集めて『MGV』のプロトタイプのフォーカステストというものを実施したのですが、その結果がものすごくよかったんです。
ビックリするくらい。
――シリーズ本編とは異なるまったく新しい世界観で制作しようと思われたのはなぜですか?
是角:世界観やストーリーについても、ゲーム部分を主軸にしました。
『MGV』は迎撃・防衛ユニットなど、そういったものを自由に配置して楽しめるゲームにしたいというのがあり、それらが生かせる敵としては人間タイプだとうまくかみ合わなかったんです。
それでクリーチャータイプの敵ならいいのでは? と、最初に敵のタイプが決まりました。
ただ、そんな敵がシリーズの世界にいるのは違和感がありますよね。
そこでワームホールの先にある異世界が舞台になりました。その世界でサバイバル生活をしながら謎を探っていくというものにしようと。
あと、ゲーム的に過去の作品に登場した武器、メカ、アイテムなどをみんなとCO-OPプレイで使えたら楽しそうと思っていました。
その理由付けとして、ワームホールによってさまざまな時代や場所からそこに吸い寄せられてくるという設定にしています。
こういった形でゲーム部分を中心に敵が決まり、世界観が決まり、その世界に合うような設定を組み立てていきました。
――シングルプレイのストーリーは、どんなコンセプトで制作されたのでしょうか?
是角:物語は『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES(MGSV:GZ)』のラスト、マザーベースの崩壊から始まりますが、それ以降はシリーズのストーリーと絡まないものになっています。
コンセプトとしては『MGSV:GZ』のときにSIDE OPSという形で「ありえたかもしれないもうひとつの擬史」というのが出現しました。
雷電がスナッチャーをせん滅するミッションや、
『METAL GEAR SOLID』のローポリゴンモデルが登場するミッションがありましたよね。そういった形で『MGSV:GZ』から分岐したパラレルワールドという感覚で作っています。
http://dengekionline.com/elem/000/001/649/1649034/
――改めて『METAL GEAR SURVIVE(MGV)』の企画を立ち上げられた経緯について教えてください。
是角有二氏(以下、敬称略):『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN(MGSV:TPP)』ではストーリーと同時に、システムやアクション性についてもたくさんのユーザーによろこんでいただけました。
その評判のよかった部分を使って、何か新しい遊びを作れないか? ということで、ゲーム部分を特化させた企画として始まったのが発端になります。
これまでにも本編のシステムを利用してオンラインによるマルチ対戦が楽しめる『METAL GEAR ONLINE(MGO)』など、新しい遊びを提案してきた経緯がありますので、そういう位置づけで考えていきました。
――2016年8月にドイツで開催されたgamescomで初めて発表した当初、旧来の『メタルギア』ファンからは否定的な意見も多かったと思いますが、どのように受け止められていましたか?
是角:発表当時は『メタルギア』シリーズの世界観とストーリーを継承した最新作という捉え方をされてしまい、ファンのみなさまやお客さまを混乱させてしまいました。
ただそのあとカナダで、ゲームが大好きなユーザーを集めて『MGV』のプロトタイプのフォーカステストというものを実施したのですが、その結果がものすごくよかったんです。
ビックリするくらい。
――シリーズ本編とは異なるまったく新しい世界観で制作しようと思われたのはなぜですか?
是角:世界観やストーリーについても、ゲーム部分を主軸にしました。
『MGV』は迎撃・防衛ユニットなど、そういったものを自由に配置して楽しめるゲームにしたいというのがあり、それらが生かせる敵としては人間タイプだとうまくかみ合わなかったんです。
それでクリーチャータイプの敵ならいいのでは? と、最初に敵のタイプが決まりました。
ただ、そんな敵がシリーズの世界にいるのは違和感がありますよね。
そこでワームホールの先にある異世界が舞台になりました。その世界でサバイバル生活をしながら謎を探っていくというものにしようと。
あと、ゲーム的に過去の作品に登場した武器、メカ、アイテムなどをみんなとCO-OPプレイで使えたら楽しそうと思っていました。
その理由付けとして、ワームホールによってさまざまな時代や場所からそこに吸い寄せられてくるという設定にしています。
こういった形でゲーム部分を中心に敵が決まり、世界観が決まり、その世界に合うような設定を組み立てていきました。
――シングルプレイのストーリーは、どんなコンセプトで制作されたのでしょうか?
是角:物語は『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES(MGSV:GZ)』のラスト、マザーベースの崩壊から始まりますが、それ以降はシリーズのストーリーと絡まないものになっています。
コンセプトとしては『MGSV:GZ』のときにSIDE OPSという形で「ありえたかもしれないもうひとつの擬史」というのが出現しました。
雷電がスナッチャーをせん滅するミッションや、
『METAL GEAR SOLID』のローポリゴンモデルが登場するミッションがありましたよね。そういった形で『MGSV:GZ』から分岐したパラレルワールドという感覚で作っています。