究極のボスとのバトル
BY IGN STAFF - 2019年9月24日10:28
次世代機のPlayStation 5では、スタンバイモード時の消費電力を削減するためのオプション設定ができるようになる。
国連の“Playing for the Planet Alliance”に参加し、取り組みに貢献していくことをソニーがブログで発表した。
このソニーの取り組みは、ゲームに関わる人々が気候変動対策において積極的な役割を果たしていくことの促進を目的としている。
その一環として、PlayStationなどのゲーム関連サービスでの二酸化炭素排出量(カーボンフットプリント)を削減する方法を検討しており、新しいコンソールへのサステナブルな機能搭載に取り組んでいる。
「次世代機においては、スタンバイモード時の電力消費を、PS4よりも更に低く抑えられる可能性があることをお知らせします(約0.5Wの達成見込み)。
これが実現すれば、例えば100万人がスタンバイモードを利用した場合、米国の約1,000世帯に相当する電力使用量を削減できると見込んでいます」とソニー・インタラクティブエンタテインメント 社長 兼 CEOのジム・ライアンは記している。
環境保護は一番だが、上の動画ではそのほかにも本当に欲しいPS5の機能についてリストアップしている。
そのほかのテクノロジーと比べても、ゲームは二酸化炭素排出量(カーボンフットプリント)については悪名高い。
最近のレポートでは、アメリカのゲームプレイヤーは実に1200万トンもの二酸化炭素を排出していると報告されている。これは自動車230万台分の二酸化炭素排出量と同量。
PlayStationは過去数年間にわたって、PS4による環境への影響を削減することに取り組んできており、省エネルギーモードやハードウエアの微調整を導入している。
「現時点でCO2総排出量はすでに1,600万トン近く削減しており、今後10年で2017におけるデンマークのCO2総排出量と同量の2,900万トン相当の削減を達成できると考えています」とライアンは述べている。
PS4の売り上げは全世界で1億台を超えている。ソニーの次世代コンソールが同じくらいの台数になるものとすると、スタンバイモードは莫大な効果があると考えられる。
しかし、プレイヤーがその設定をすれば、ということにはなるが。スタンバイモードはオプションなので、PS5を購入する人は自分で設定しなければならない。
「ゲーム業界は多様であり、早いペースで成長しています。次の世代への天然資源の保全について意見を交わし、国連の環境計画チームを支援し、支持することは、ゲーム業界のリーダーたちにとって重要であると考えています」とライアンは記している。
明日、ソニーのState of Playが配信される。そこで発表になると思われることのまとめはここで読むことができる。
配信まで、PS5のリードシステムアーキテクトが5月に発表した、すでにチームがコンソールに搭載しているものの詳細もチェックしておこう。
https://jp.ign.com/playstation-5-playstation-5/38751/news/playstation-5