かなり前の話だが、ソニーがPS4を初披露したとき
カプコンはディープダウンというソフトを発表していた。
ダンジョンRPGとの告知をされていた今作はPanta Rheiエンジンという
カプコン独自のゲームエンジンによって開発され、周囲からも発売を期待されていたのだが
気付けば、特に動きもないまま現在に至っている。
では、今作は今後どうなってしまうのか?
この疑問について、ついに同社の小野義徳氏が重い口を開いた。
「当初の開発班は今、それぞれ別々の仕事に移り解散していますね。
ただ我々が商標登録を更新しているように制作は中止されたわけではありません。
我が社の事情について言えばカプコンは毎年、各ソフトの状況について話し合いの場を持ち、
今後どうすべきか議論を重ね、その時、承認された物だけが企画として前進する体系をとっています。
そして現時点で私がディープダウンについて説明できることはあまりないのですが、
商標を保持しているという事は私達が今作を諦めたわけではないという意味を持っていますね」
と彼は現状について説明している。
またディープダウンは数年前の東京ゲームショウでプレイ映像も公開されていたが
小野氏はこの時と現在を比較し「今の今作のコンセプトはそれよりも少し発展した状態にありますね」
と興味深い回答もしている。
ディープダウンの商標は2017年の4月に更新され
その時から何一つ続報はない。
小野氏の発言はあるいはカプコンが次世代機で同作を復活させようと目論んでいる事を意味するのだろうか。
カプコンが長期に渡り休止しているソフトの中には、ある日突然復活を遂げた作品もあるのだ。
ならば、その可能性もあるかもしれない。もっとも現状では事態を静観してみなければならないのだが。
https://gamingbolt.com/deep-down-capcom-hasnt-completely-given-up-it