『ポケモンGO』により、人々が私有地に不法侵入することを奨励したとして、物件所有者は怒り心頭だった。
『The Register』は、「ナイアンティックが不法侵入者を抑制することに同意し、“ポケモンGO”が“ポケモンNO”になる」と報じている。
フロリダにあるオーシャンフロントのアパート所有者は、昼夜を問わず何百人ものプレイヤーが歩き回り、物にぶつかり、
ゾンビのように振る舞っているのに仰天し、それは間もなく怒りにかわった。
他にも、5人の異なる人がドアベルを鳴らして、ポケモンを捕まえるために裏庭に入れてほしいと頼まれたという苦情があった。
『ポケモンGO』のパブリッシャーであるナイア??ンティックは当初、非難も責任も受け入れていなかったが、
訴訟を解決するために400万米ドル以上を支払うことになった。
しかし、今回の裁判では結果的に、仮想現実・拡張現実上のアイテムや場所が、どのように財産法で解釈されるかについては断言されていない。
裁判官が指摘したことには明確な先例がなく、この訴訟は法的状況をあいまいにしたままで終わってしまった。
裁判官は、プレイヤーの行為には責任を負わないというナイアンティックの主張を認めなかったと同時に、不動産所有者の苦情もしりぞけた形だ。
https://realsound.jp/tech/2019/09/post-411021.html