https://www.famitsu.com/news/202007/14202017.html
これは筆者の偏見も入っているのだが、ゲームに限らずどの分野でも、海外産の日本を舞台にした作品というのは、日本人からしてみると、どこか違和感がある場合が多いと思う。
たとえば中国や韓国など、アジア諸国の風情や文化などをいっしょに扱われてしまったり。あとは変な日本語……というのもあるが、それについてはサイバーパンク的な描写にもなっているので、もはや一種の文化なのでちょっと違うだろうか。
しかし、本作の日本的な描写には違和感がなく、まっすぐに鎌倉時代の日本が描かれている。探索要素なのでやたら険しい道のりにある神社や、春夏秋冬が入り混じる季節感、絶対にないであろう五重の塔など、多少ゲーム作品だからこそのデフォルメされた面もあるが、それでも日本が舞台だとしっかりと認識できるのだ。