>303無党派さん2018/10/14(日) 16:02:28.03ID:qfUXbKT/
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>>299 >手元に政権奪取論があるが、これをみると橋下のいつも松井のことだけは悪く言わない理由がわかる。
>おそらく橋下の本音では維新の自民すり寄りの元凶が松井や馬場であることは承知している。
>しかし、組織をまとめるという上で維新では松井くらいしかまともなのがいない。
>橋下の今の主張は本を読んだ限り、
>・維新は修正協議や付帯決議を勝ち取ることを目的にしてしまい、有権者からみると自民との違いがわからない。(つまり維新はゆ党という認識)
>・かつては朝日新聞あたりに批判されるのが嫌で政策の一致にこだわりすぎて政治家としては子どもだったと反省している。
>・政策の違いはあってもいい。ただし最終的に決まったことには従うという組織の力が必要。自民は安倍さんのような改憲派と9条護憲派が一緒にやってる。
>・維新の場合は松井が組織をまとめている。ほかのやつはゴミ。とくにインターネットの受けのみを気にして発言してるやつ。
>・民主党時代の反省をいかしてガバナンスの強化をして枝野さんは正しい。
橋下徹「政権奪取のための唯一の方法」
http://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181017-00026340-president-pol&p=1
強い野党になるためには、議席数を増やさなければならない。
しかし、現在複数乱立している野党のうち、ある野党の一つがいきなり議席を大幅に増やすことには現実味がない。
国民民主党、立憲民主党、日本維新の会のうちいずれかの野党が、単独でいきなり自民党に対抗できる勢力になることは到底無理だし、
ましてや政権奪取を遂げることなどは夢物語のレベルだ。そんなことを考えている各野党の政治家がいるのなら、
彼ら彼女らは政治家を即刻辞めた方がいい。政治家としてのセンスは0だ。
そして、野党の政治家は自党の利益だけを考えるのではなく、
日本の政治のことを常に考えるべきだ。そうであれば、まずはとにかく野党全体の議席数、
すなわち「自民党以外」の議席数を増やすことから始めなければならない。
内閣総理大臣の指名権を有し、政権の要となる衆議院議員の選挙制度は現在、小選挙区制がベースだ。
一選挙区につき一人の当選者しか出さない小選挙区制は、基本的に二大政党が政権を争う仕組みである。
つまり日本はアメリカやイギリスのような二大政党制を志向している。
ゆえに、歴史と伝統を有し、日本人的価値観を代表している感のある自民党という巨大な政党が一方に存在するのであれば、
それに対抗する野党勢力も大きく一つにまとまらざるを得ない。
日本の政治が二大政党制を前提にしている以上、自民党と「それ以外」という構図にならざるを得ず、
有無を言わさず、野党を一つにしていくしかない。
野党議員はここを押さえる必要がある。日本の政治のことを考えるのであれば、「野党は一つ」なのである。
では、どう一つになるか。この実現プロセスが重要だ。
さっきも述べたが、今の各野党の支持率の状況で、どこかの野党の一つが一大勢力になる可能性はまずない。
だからといって、いきなり今の各野党が合併して一つの政党になっても、有権者は支持しないだろう。
そんな数合わせの政党には何の魅力も感じないからだ。
自由党の小沢一郎代表は、野党が一つになる必要性をずっと主張していた。
その野党の最終形態は正しいにしても、小沢さんの考える実現プロセスが間違っていたがゆえに、野党の支持率は上がらなかったのだと思う。
小沢さんは、野党がすぐに一つの政党にまとまることを考えていたが、それでは有権者の心を捉えることはできない。
単なる議員都合の数合わせにしか見えないからだ。民進党があれだけの騒動を経て、
小池百合子東京都知事率いる希望の党や、その後の国民民主党、立憲民主党への分裂に至り、
野党内の政治的主張の違いが見える化した。ここで国会議員の協議だけで再度一つにまとまっても、
それは単なる民進党への逆戻りに過ぎず、国民にとっては何のことやらさっぱり分からない。
したがって、野党が一つにまとまっていくプロセスを「見える化」することこそが有権者からの支持を集めるポイントになると思う。