金田正一のプロ初勝利は、17歳4カ月の時だし、
超高校級の選手なら、高校中退してプロに通用するって事だな。
それから「プロアマ規制」が出来る直前の昭和初期に「プロアマ対決」が実現したんだが、これがかなりの大問題で・・・・・
▼昭和9年11月20日 日米野球 (日本)沢村栄治 (全米)ホワイトヒル
全日本 000 000 000=0
全_米 000 000 10X=1
全米チームは、チャーリー・ゲリンジャー、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグ、
ジミー・フォックスやら、MLB(プロ野球)の4番打者がズラリ。
対して、まだNPBが出来るより前。日本にはプロ野球が存在しない時期。
日本チームで、この試合登板したのは、弱冠16歳の沢村栄治。
しかし、9回を投げ切り、被安打5、被本塁打1本(ゲーリックによるもの)の好投を見せた。
通算成績は、日本アマチームの0勝15敗だったが、16歳の高校生投手にここまで
大リーグ選抜がやり込められたのは凄いことだ。
ちなみに、プロアマの壁という下らないモノなんて無いサッカーなら時々ある。
2003年の天皇杯、
市立船橋高校に、プロJ1の横浜マリノスが同点に追いつかれた試合。
2017年の天皇杯、筑波大がプロJ1のアビスパ福岡に勝利した試合。
2018年の天皇杯、関西学院大がプロJ1のガンバ大阪に勝利した試合。
日本国内でさえこうなるのだから、正直、サッカーの日本のプロのJ1チームが、欧州とか中南米の高校生代表と試合をしたとしたら、全勝できるかは、怪しいところでしょうね。
ましてや、16歳のトッテイ、デル・ピエロ、17歳のメッシ、ジーコ、ベッカム、ジダン、15歳のペレ、マラドーナ、ロナウジーニョが対戦チームにいたとしたら・・・。