鹿児島市の私立樟南高校は23日、野球部員が飲酒、喫煙を行ったとして日本高校野球連盟から厳重注意の処分を受けたことを明らかにした。処分は19日付。7月に開幕する全国高校野球選手権鹿児島大会には出場するが、関与した10人は出場停止となる。
同校野球部は夏の甲子園に19回出場した強豪チーム。同校によると、学校職員に今月上旬、「野球部員が喫煙をしているのでは」との情報が寄せられ、調査の結果、3年生2人と1年生1人の喫煙が判明。さらに野球部の寮からウイスキーの瓶1本が見つかり、喫煙した3年生2人を含む2、3年生8人が昨年11、12月と今年5月、寮などで飲酒し、2年生1人が同席していたこともわかった。
同校は山之口和也監督と原田博史部長を無期限の謹慎処分とし、当面の練習自粛と対外試合禁止を決めた。同大会はコーチが監督代行を務める予定。
同校野球部は1999年と2005年にも、部員の飲酒問題で国体への出場取り消し処分を受けたり、出場を辞退したりしている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190624-OYT1T50023/
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